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【解説】アマゾンの森林火災、どれくらいひどいのか 火災で大量のCO2と煙が発生 アマゾン盆地は地球温暖化の緩和に大事

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1 :2019/08/24(土) 09:34:25.25 ID:rx1TNH4E9.net

【解説】 アマゾンの森林火災、どれくらいひどいのか BBC 2019年08月23日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-49443871

日本時間8月22日午後8時半時点で、過去48時間以内にブラジルのアマゾン地域で発生した森林火災が赤い点で示されている。この時点で2500件以上の火災が発生している

●ブラジルのアマゾン熱帯雨林で、何千件もの森林火災が猛威を振るっている。その規模は、過去10年で最大とされる。

特に北部のロライマ州、アクレ州、ロンドニア州、アマゾナス州、そして南部のマットグロッソ・ド・スル州などで大きな被害が出ている。

しかし、アマゾンの森林火災のものだとして拡散されている映像や写真の中には、10年以上前のものや、ブラジル以外で撮影されたものまで含まれてしまっている。
その一部は、「#prayforamazonia(アマゾニアに祈りを)」というハッシュタグで共有されている。

では、実際には何が起きているのか? そしてその被害はどれほどのものなのか。

●今年は森林火災が特に多い

ブラジル国立宇宙研究所(INPE)によると、同国ではアマゾン地域を中心に、森林火災の発生件数が2018年の同時期と比べて85%増加している。

INPEの人工衛星データによると、今年1〜8月21日の間に7万5000件以上の森林火災が発生し、2013年の観測開始以降で最大を記録。昨年の同期間の3万9759件を大きく上回っている。

2013年以降の1月1日〜8月21日にブラジルで起こった森林火災件数。出典はINPE

アマゾンではそもそも、7〜10月の乾季に森林火災が起きやすい。落雷などで自然発生する場合もあるが、森林を焼いて家畜の放牧地や畑を作るため、人為的に起こされている部分もある。

環境保護活動家は、環境保護より開発を優先するジャイル・ボルソナロ政権が森林に火をつけることを奨励したことが、火事多発の原因だと非難している。

これに対し、気候変動懐疑派のボルソナロ氏は、NGO(非政府組織)がブラジル政府のイメージダウンのためにアマゾンで放火していると批判した。

アマゾン熱帯雨林で火災相次ぐ 大統領はNGO批判も証拠示さず(記事では動画)

一方で、ブラジルは今回の火災に対処する手段を持っていないと説明した。

●ブラジル北部で大きな被害

2019年の森林火災発生件数を州ごとに過去4年(2015〜2018年)の平均と比較した地図。水色は平均より減った場所。
一方、ピンクや赤色の地域は、色が濃くなるにつれて発生件数が平均よりも増加している。一番濃い赤色の地域は、平均の2倍以上に達した。出典はINPE

(略)

●火災で大量の二酸化炭素(CO2)と煙が発生

2019年8月21日の南米大陸のCO排出を表した地図。ブラジルから大西洋・太平洋にまで流出しているのがわかる

(略)

●ブラジル以外の国でも火災が多発

2019年1月1日〜8月21日の森林火災発生件数と、前年比。出典はINPE

(略)

(執筆:マイク・ヒルズ、ルーシー・ロジャース、ナッソス・スティリアヌ)

(英語記事 The Amazon is on fire – how bad is it?)
https://www.bbc.com/news/world-latin-america-49433767

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