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【蜂】ミツバチが絶滅危機…。それならスーパーミツバチを作る!ミツバチの免疫組織を高め、スタミナを増大する栄養剤を開発

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1 :2019/11/02(土) 06:48:03.93 ID:p61OKBko9.net

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000002-giz-sctch

 数が減るなら、個体を強くする!
我々の大切な食物の花粉を媒介するという役割を担っているミツバチの急激な減少の影響で、生態系や食物網にも影響が出てきています。
昨年、アメリカでは40%もの蜂群が消滅してしまったと報告されています。
これは農業にとっては大きな痛手で、ミツバチの媒介に頼る穀物生産に200億ドルもの損害が出ているのだとか…。

この危機をなんとか改善しようと考えられたのが、スーパーミツバチ!
農家とミツバチの花粉媒介を強化する取り組みをしているアルゼンチンのBeeflowというスタートアップが、今回ミツバチの免疫組織を高め、
低い気温でも飛ぶことができるスタミナを増大する栄養剤を開発したそうです。

「悪天候や低気温の間、ミツバチの活動はおとなしくなってしまいます。そうなると穀物にいい影響を与えません。我々は、健康的で強い免疫力を持ったミツバチは
もっと効率よく働くことができると考えています」と語るのはBeeflowのCEOであるMatias Vielさん。

Bloombergによると、この栄養剤は農家が媒介してほしい穀物にミツバチを寄せ付けられるように調合してあるとのこと。
どのように使用するかというと週に1度、この栄養剤をミツバチの巣に流し込むとうプロセス。

Beeflowがアルゼンチンで行なった栄養剤テストでは、アーモンド、りんご、ブルーベリー、キウイの収穫高が90%も増大したそうです。
またアメリカのオレゴンブルーベリー農園では収穫高は25%、ベリー自体の大きさは22%に増大し、カリフォルニアのアーモンド農家でもテストが行なわれているそうですが、
今のところまだ結果の分析までには至っていないとのこと。

今年7月に300万ドルの投資を受けたBeeflowですが、そのお金でロサンゼルスに本社を設立しアメリカでの事業を広げていきたいと語っています。
この栄養剤によってよい結果がいろんな国でで始めることで、農業が大きく救われる可能性があります。
しかし、このままミツバチがどんどん死んでいってしまうような状況が続くと、どんなに強いスーパーミツバチを作っても意味がなくなってしまうかもしれませんね。