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【悲報】フランス、学校でアジア系に対する偏見に満ちた歌を教えていた

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1 :2020/01/28(火) 15:59:41


アジア系人をターゲットにした襲撃が増加

近年、アジア系人をターゲットにした襲撃がパリ近郊で増えている。
私自身、チャイナタウンに住んでおり、彼らが引ったくり被害にあう瞬間や、警察による犯人逮捕劇は頻繁に見かける。

しかし、こうした事件がメディアで取り上げられ、「人種差別」として考えられるようになったのは、
2016年8月に、パリ近郊オーヴェルヴィリエ市で、紳士服店主で2人の子どもの父親だった中国人男性の張さんが路上で殺された事件をきっかけにしてだった。

(注)オーヴェルヴィリエ市:住民数8万人中、1万人がアジア系。
欧州最大のテキスタイル輸出入プラットフォームがある。彼らをターゲットにした襲撃事件が頻発している。

友人と連れ立ってレストランに向かっていた張さんは、15歳から19歳の3人の若者とすれ違いざまに足蹴りにされ、
頭を壁にぶつけ、5日後に亡くなった。友人も顔面を殴られポーチを盗まれた。

犯人の弁護士は、「人種差別が動機の犯行ではなかった」と弁護したが、裁判の結果、主犯だった19歳は10年の禁固刑を言い渡された。
盗んだポーチの中には携帯電話の充電器と飴しかなかったという。

犯行動機は「アジア系人は大金を持ち歩いていると聞いたから」だったそうだ。
この事件後、フランスで初めて、アジア系人差別に反対するデモが、起きた。
つまり、被害者が死亡して初めて、社会は「これってもしかしたら人種差別じゃない?」と意識するようになったのだ。

不良仲間の通過儀礼とも

2019年7月には、同じくパリ近郊ヴィトリー・シュール・セーヌ市で、
27歳のアジア系人女性がアパルトマンの入り口ホールで襲撃される事件があった。
建物内の監視ビデオに写っていた、殴られて倒れるがポーチを渡すまいと必死に抵抗するシーンは数分続くもので見るに耐えないが、
SNSで多く共有された。犯人は17歳。被害者は全治7日の負傷を受け、精神的なトラウマがひどく家から出られない状態になったという。

アジア系人をターゲットにした襲撃が増加。半グレ集団の通過儀礼か?(プラド夏樹)
https://news.yahoo.co.jp/byline/puradonatsuki/20200127-00160612/