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AIが描いた手塚治虫の「新作漫画ぱいどん」 27日モーニング掲載

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1 :2020/02/27(Thu) 08:44:23

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「漫画の神様」手塚治虫がAI(人工知能)で新作を発表――。
27日発売の青年漫画誌「モーニング」(講談社)に、手塚治虫作品を学習したAIを活用した新作漫画「ぱいどん」が掲載される。

物語は2030年の東京を舞台に、管理社会に背を向けるホームレスの哲学者「ぱいどん」が事件解決を目指すというもの。
物語の大まかなあらすじや主人公像の設定、キャラクターデザインの原案をAIが考えた。
詳細なストーリーや作画は人間の手で仕上げた、AIと人の共作漫画になる。

 半導体大手のキオクシア(旧東芝メモリ)と手塚プロダクションなどが、
1989年に死去した手塚治虫が、現在も生きていて漫画を描いたらをコンセプトに進めた企画。

26日にお披露目イベントが開かれ、手塚治虫の長男で手塚プロダクション取締役の手塚眞さんは
「新作漫画はまさに手塚治虫の世界のよう。まだ発展途上だが、漫画文化を未来に残すのに役立つ技術」、
プロジェクトに携わった慶応大の栗原聡教授は
「AIには懸念の声も多いが、人に取って代わる脅威でなく、人をサポートする事例だ」と話した。

<画像>手塚治虫作品を学習したAIを活用した新作漫画「ぱいどん」の扉絵(講談社提供)
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200227-00000007-asahi-soci