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【北海道】コロナ感染第2波襲来 クラスター続発で医療危機

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1 :2020/05/02(土) 07:05:29 ID:roNWgtuJ9.net

https://www.47news.jp/4774360.html

北海道、コロナ感染第2波襲来 クラスター続発で医療危機
2020.5.1 19:25 共同通信

 法的根拠のない独自の「緊急事態宣言」で新型コロナウイルスの新規感染者数の伸びが鈍化した北海道に第2波が押し寄せている。4月に入って札幌市を中心に急増し、病院などで複数のクラスター(感染者集団)が発生。医療崩壊の瀬戸際に追い込まれ、道と市は2日から始まる大型連休後半の人の動きに神経をとがらせる。

 「都市封鎖相当の行動自粛が必要だ」。鈴木直道知事は4月30日の記者会見で強い危機感をにじませた。同席した秋元克広市長も「医療が逼迫している。連休中は出かけず家にいてほしい」と訴えた。

 北海道は2月末に独自の緊急事態宣言を出して外出自粛を呼び掛けた結果、3月中旬〜4月上旬には感染者数がゼロか1桁まで減少。首都圏などでの感染者増加を受けて国が4月7日に新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を発令した際には、北海道は対象に含まれなかった。

 ところが4月2週目以降、札幌市内を中心に感染増加に歯止めがかからなくなり、ほぼ毎日2桁に。院内感染も相次ぎ、1日までに少なくとも10医療機関で患者や職員ら計270人以上が感染。札幌市白石区の北海道がんセンターは74人と道内最大のクラスターとなった。検査入院していた利尻島の70代男性が自宅に戻ってから陽性が判明、さらに島内の2人が感染し、影響は離島にも及んだ。

 転院してきた入院患者が陽性となり、病院をまたいで感染が広まるケースも。院内感染が起きたある病院の幹部は「転院の受け入れはリスクだが、患者をたらい回しにはできない」と苦しい胸の内を明かす。

 札幌市内では連日20人以上の感染者が続き、市は1日現在、集中治療室(ICU)の重症者用ベッドを32床確保したが、既に14床が埋まるなど日に日に切迫感を増している。

 全日空と日航によると、連休期間(4月29日〜5月6日)中の北海道発着の予約状況は約3万人にも上る。鈴木知事は「お越しいただいても十分な観光はできない。今は北海道に来るべきではない」と訴えた。