最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

男性ホルモンが新型コロナに影響…前立腺がん治療で感染予防できる?

スポンサーリンク

1 :2020/05/08(金) 17:13:37 ID:lrc6e38y9.net

前立腺がんの治療法で新型コロナウイルスをシャットアウト――。こんな予防法がイタリア・パドバ大学などの研究チームによって発表された。

 前立腺がんの患者に使われる治療法に「アンドロゲン遮断療法(ADT)」がある。アンドロゲンとは男性ホルモンの総称で、この中にテストステロンなどが含まれる。このテストステロンに前立腺がん細胞を増殖させる能力があるため、テストステロンの分泌レベルを下げることで増殖を抑制するのが、ADTだ。

 研究チームはADTを受けた患者5273人と、受けない患者3万7161人を調査。その結果、治療を受けたグループで新型コロナに感染した患者は4人で、受けなかったグループは114人だった。このうち重症は前者が1人なのに対し、後者は31人、死者は前者はゼロで後者は18人だった。ADTを受けた人のほうが感染者と死者の比率が少ないことが分かる。

 要するに、男性ホルモン(テストステロン)を抑えると、新型コロナに感染しづらくなり、重症化を防ぐ確率も高くなったということだ。

 ADTには外科手術で睾丸を切除する方法やテストステロンの分泌を命じる下垂体の機能を下げる方法、睾丸や副腎からの分泌を下げる方法など4種の方法があり、外科手術以外は投薬で行っている。

5/8(金) 15:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/167ec7111700e9f67e1bf1aa9590ecce7d13966b