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【悲報】『志村どうぶつ園』のプリンちゃんが危ない! 動物園で「強要的なショー」か

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1 :2020/07/05(日) 00:43:23.65 ID:etJ7Mgv89.net

『志村どうぶつ園』のプリンちゃんが危ない! 動物園で「強要的なショー」か

7月4日、志村けんさんがMCを務めていた動物番組『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)が9月いっぱいで終了することが発表された。
10月からは、同番組で志村けんさんとともに司会を担っていた嵐の相葉雅紀(37)をMCに、新しい動物番組『I Loveみんなのどうぶつ園(仮題)』をスタートさせるという。

16年半も続いた人気番組だけあって、形を変えながらも継続させる意向に温かいコメントが多く寄せられていた。
しかし、そんな動物番組には“深刻な問題”があるようで──。

感動的な報道の背景にある危険性

《プリン、再開心待ち 志村さんネタのショーも》(5月26日、熊本日日新聞)
《志村さんに見せたかった…プリンちゃん縄跳び初披露》(6月5日、西日本新聞熊本版)
《プリンちゃん、大縄跳び成功 志村けんさんからの最後の宿題》(6月6日、神戸新聞)

5月末から6月初旬にかけて西日本の新聞社各社が、ある動物園のニュースを伝えている。

新型コロナウイルスによる肺炎での志村けんさんの急逝から約3か月。
生前、志村さんが可愛がっていたチンパンジーに関する報道だ。

熊本県にある動物園『阿蘇カドリー・ドミニオン』は、コロナウイルスの影響で4月12日から5月末まで臨時休園していた。
冒頭の報道は、同園が営業を再開させ、志村さんに可愛がられたチンパンジー『プリンちゃん』が、彼が提案したというショーでの“縄跳び”を披露したことを伝えるものだ。

志村さんは自身がMCを務めていた番組『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の企画で、’04年から『阿蘇カドリー・ドミニオン』に毎月のように訪れていた。
番組でプリンちゃんやその父親である『パンくん』と共演するだけでなく、同園で行われるショーの内容についても提案をしていた。

報道によると、このプリンちゃんの縄跳びは、志村さんの提案であり、“最期の宿題”だったという。

「すごく上手に何十回と飛んでいて可愛らしかったです! 志村園長も空から見てくれていたんじゃないかなぁって」

そう話すのはショーを見た女性の1人。また、縄跳びの報道に対してネット上では《プリンちゃんの晴れ姿、見てほしかった…》《涙が出る》といった意見が多く見られた。

志村さんとチンパンジーの間に生まれた絆は美しいものだ。しかし、この縄跳びや『阿蘇カドリー・ドミニオン』のプリンちゃんの扱いについて、
ヒトとチンパンジーの比較研究を専門とする大阪成蹊大学教育学部准教授の松阪崇久さんは警鐘を鳴らす。

映像からみるプリンちゃんへの負担

「プリンちゃんのショーでの縄跳び芸の映像を見ましたが、プリンちゃんはワンピースを着せられて、後ろ足2本で立っています。トレーナーである宮沢厚園長がプリンちゃんの手をつかみ、プリンちゃんの興味がそれて少しフラフラし始めると、
手をビクンと引っ張って2足でまっすぐに立たせます。プリンちゃんもチンパンジーですから、普段は4足歩行ですが、ショーのときにはこのように“2足で立つ”ことを強要されるということです。これだけでも、ある程度の負担がかかった状態だと言えるでしょう」

営業再開後の縄跳びショーでは、プリンちゃんは大縄を20回ほど飛んでいる。

「当然ですが、野生のチンパンジーは縄跳びをしません。縄跳びも2本足でくり返し飛ぶことは不自然な行動です。プリンちゃんも自分から進んで縄跳びをやっているようには見えません。

遊びで楽しんでやっているなら、“play face”と呼ばれる遊びのときの笑顔を見せてもおかしくありませんが、そういう表情は見られません。芸として調教され、やらされているだけだと言っていいでしょう」(松阪さん)

人間であれば、強要されるようなことがない限り、縄跳びは“遊び”だろう。

「人間の子どもなら、うまく跳べるように自らの意思でチャレンジし、成功したら達成感を得て笑顔も見せるでしょう。しかし、プリンちゃんはそのような楽しさを感じることができていないようです。縄跳びに成功しても、プリンちゃんはうれしそうな様子を見せません。
プリンちゃんをまるで人間の子どものように思って見ている人もいるようですが、人間の子どもが縄跳びをするのとはまったく異なる状況であることに注意してほしいと思います」(松阪さん)

全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/00d9fec63ac5b72ee484935578a6fe61a80aa3d6?page=1