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【BLM】生まれた瞬間から不利…黒人が直面する「構造的差別」の深刻すぎる現実

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1 :2020/07/12(日) 13:27:22 ID:kCcxPyso9.net

■黒人の子どもたちが直面する現実

黒人差別の歴史自体は、黒人奴隷や南北戦争、公民権運動などの話で、ある程度日本にも伝わっている。
しかし、今を生きる黒人の子どもたちが、どのような構造的格差に直面しているのかは、あまり知られていないように思われる。

 そこで今回は、黒人の子どもが生まれてから大学を卒業するまでに、一体どのような現実が待ち受けているのか、
簡単に追体験してもらうことで、BLM運動の背景を紹介したい。

■就学前:低体重、貧困、ひとり親…

まず、子どもたちが生まれてくるところから追っていこう。
母親のおなかに宿ってからの最初の1000日は非常に重要である。なぜなら、この間に脳の発達の大部分が起こるからである。
この時期に飢餓のような発達に対する大きな負のショックを経験すると、そのダメージは一生残ってしまうことが分かっている。
 この、最初の1000日間の代表的な指標が「低体重出生児比率」である。
(中略)
米国のCDC(アメリカ疾病予防管理センター)から2019年に出された報告書によると、白人の子どもの低体重出生児比率はわずか6.9%であるのに対し、
黒人のそれは14.1%と倍以上の高い比率を記録している。

米国の統計局によると、白人の子どもは、その4分の3がふたり親家庭で育っているのに対し、黒人の子どもは約58%がひとり親家庭で育っている。
そして、日本でも見られる傾向であるが、ひとり親家庭の出現率は、保護者の教育水準が低いほど高くなる。

(中略)
また、ノーベル経済学者のヘックマンが、不利な背景を持つ子どもに対する幼児教育が重要であることを説いた背景には、育児の貧困が挙げられる。
(中略)
話はそれたが、件のノーベル経済学者は、この白人と黒人の育児の貧困度合いのギャップを埋めるために、
不利な背景を持つ子どもでも良質な幼児教育にアクセスできるようにしなければならないと訴えているのである。
 では、ノーベル経済学者の訴えは、政治家たちに届いているのだろうか? 答えはノーである。
(中略)
そして、黒人が多く住む州都は幼児教育の充実度も低いが、白人が多く住む学生街は幼児教育の充実度が極めて高い。
つまり、黒人の子どもを白人の子どもと比べた場合、
(1)生まれた瞬間に既に躓いている、(2)家庭内幼児教育が劣悪、(3)家庭外の幼児教育についてもアクセスが劣悪、という現実がある。

■初等・中等教育:人種間学力格差の構造
(中略)
 (4)米国は移動の自由が保障されているので、良い教育を受けたいなら良い学区へ引っ越せば良いではないか、というのが富裕白人のロジックである。
しかし、それは容易ではない。なぜなら、銀行のローンが人種差別的、不動産ブローカーが人種差別的、大家が人種差別的、教員やPTAが人種差別的、など
貧困黒人が富裕な白人学区へ引っ越しそこで学ぶためには、あまりにも多く・高過ぎるハードルを越え続ける必要がある
(中略)
 まず教員についてであるが、豊かな学区と貧しい学区の間で教員給与は3倍も違ったりするため、NYを舞台にした論文が示す通り、
白人が多数派の豊かな学区には経験豊富で学歴も高く優秀な教員が高給を求めて集まって来るが、
黒人が多数派の貧しい学区には初任者や、出身校のランキングも低いどこからもお声がかからない教員が集まるならまだ良い方で、理数系を中心にそもそも教員がいないというところさえある。

(中略)
しかし、黒人貧困地区の高校の場合、メンタルヘルスのカウンセラーがいないどころか、逆に警察が常駐しているため、
白人高校生と同じ問題を起こしたときに、カウンセラーのケアを受けるのではなく、刑務所にぶち込まれるということになる。
これが学校から刑務所へのパイプライン問題と呼ばれ、社会問題となっている

(中略)
 黒人学生と白人学生が同じ学歴・学校歴を得ても、卒業後に得られる賃金は同じではない。
米国はコネ社会であるため、同じ教育水準であっても親のコネの影響で得られる職が白人と黒人の間で同じではない。

 さらに、白人によくある名前・黒人によくある名前が存在するために、同じ教育水準でも履歴書上の名前で差別を受けることも分かっている。
これは教育政策のその後の話なので、ここで筆を置くとしよう。

全文はソースでどうぞ
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0b471728cac5508c2f242c756263954cf08acc1?page=1