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【悲報】疑わしいイランの感染者数、中東おろか世界最大か! 当局が火消しに

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1 :2020/08/25(火) 14:41:53.92 ID:Zb5T+pBH9.net

イランの新型コロナウイルスの感染者数・死者数は、18日時点でそれぞれ世界11位の34万7835人、同10位の1万9972人となっており、いずれも中東1位である。しかも、感染者のうち1万9972人が亡くなっているので死亡率は5.7%と高く、現在も治療中の感染者2万6982人の14.4%相当の3882人もが集中治療を受けている。

中東でイランに次いで感染者数の多い国はサウジアラビアの30万1323人、トルコの25万1805人だが、両国の死者数はそれぞれ3470人、6016人なので、死亡率はサウジ1.2%、トルコ2.4%とイランに比べてかなり低い。このようにイラン保健省の発表数値から見ても、同国における新型コロナの感染状況の深刻さがうかがい知れる。

だが気になることに、過去1カ月強の間にイラン政府発表の新型コロナの感染者数・死者数は実態を反映していないとの報道が2度もなされている。しかも、そのうちの1回がロウハニ大統領の発言であったことから、イラン政府発表の数値への信憑(しんぴょう)性が大きく問われる事態となっている。

 ちなみに、同報道は、保健省によれば新型コロナウイルスの死者数は7月20日時点で1万4405人だが、政府自体の記録は約4万2000人と示しているように見える、感染者数も公式数字である27万8827人の約2倍の45万1024人となっている、データには全土で毎日入院する患者の名前、年齢、性別、症状、日付、入院期間日数などが含まれている、と伝えていた。

報道の約2週間前の7月18日にはイラン国営通信が、ロウハニ大統領が同日開催の新型コロナ対策会議で保健省の報告書を根拠に感染者数が推計2500万人に上ると述べたと伝えた。この数字は同日時点での保健省発表の感染者数26万9440人の約93倍にもなる。

 同日の大統領発言を改めて紹介すれば、保健省の報告書を根拠とすれば国民2500万人が感染したこととなる、同報告書は残る国民のうち3000万〜3500万人超が今後数カ月で感染すると予測している、同報告書は今後数カ月の入院者数が過去150日間の入院者数の2倍になるとみている、新型コロナは確認されたよりも長い期間感染が拡大するというのが現在の主な課題である、であった。

 なお、このロウハニ発言については、レザ・マレクザデフ副保健相(調査・技術担当)が2日後の20日、数字は3月に13〜14州の約1万人に行った調査に基づくものに過ぎずもはや心配ないと国営放送で語り火消しに躍起となっていた。だがロウハニ大統領の発言を聞かされたテヘラン市民の多くは、混乱し動揺し困惑し不安な気持ちに駆られたようだ。実際、市民の多くが、とても怖い、恐ろしいと発言していた。

イランにおける新型コロナの感染状況に関する報道や発言がどこまで正しいのかは分からない。一つだけ確かなのは、イラン政府の言動にこれまでより注意を払っていく必要があるということだ。

2020/8/25 05:00
https://www.google.com/amp/s/www.sankeibiz.jp/macro/amp/200825/mcb2008250500002-a.htm