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周庭さんを「女神」って呼ぶのはやめるべき? 毎日新聞

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1 :2020/09/06(日) 14:17:38

 香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で8月、逮捕(その後保釈)された民主活動家、周庭(英語名アグネス・チョウ)さん(23)。
ツイッターでは「#FreeAgnes」のハッシュタグを付けて逮捕に抗議する書き込みが数多く寄せられる一方で、日本のメディアが周さんを
「民主の女神」と報じたことに「違和感がある」との声が相次いだ。確かに記者ももやもやしていた。「女神」の何が問題なのか、改めて考えた。
【牧野宏美/統合デジタル取材センター】

 8月10日の逮捕に関する報道では、大半の新聞やテレビが周さんを「民主の女神」と表現していた。

 例えば、「『民主の女神』周庭氏逮捕か」(8月10日、朝日新聞デジタルの見出し)▽「香港“民主の女神”逮捕の衝撃」(NHK「ニュース7」ホームページの番組内容紹介)。

 毎日新聞はどうかと思って調べたところ、逮捕の一報や見出しにその言葉はなかったが、8月11日夕刊のコラム「近事片々」で登場。
「『民主の女神』、新聞創業者――。香港で相次ぐ民主派の逮捕」と記されていた。

 「民主の女神」報道に対し、ツイッターではこんな意見が上がった。

 <周庭さんのことを『民主化の女神』と呼ぶのはよしてください。彼女は仮に女性でなかったとしても、同じ活動をした可能性があるではないですか>

 <周庭を『美少女』として記号消費しているようで違和感を覚える>

 <特定の活動家を神聖化する振る舞いこそが国家や警察権力による標的化をむしろ推進する行為でもある>

 周さんはそもそも、いつから「民主の女神」と呼ばれるようになったのか。

 まずは簡単に経歴を振り返る。周さんは2012年に愛国教育の導入に反対する運動に参加。17歳だった14年、民主的な選挙制度の実現を目指した
「雨傘運動」に加わり、中心的メンバーとなる。16年には香港の自決を求める新党「香港衆志」の幹部となった。
今年6月の国安法の施行後は香港衆志を解散し、個人で活動を続けている。

 日本のアニメやアイドルが好きで、独学で日本語を習得。日本語で発信するツイッターのフォロワーは51万人を超え、日本でも広く知られる存在だ。

https://mainichi.jp/articles/20200905/k00/00m/030/302000c