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竹内結子さん急死…まるで「姉弟」だった三浦春馬さんの死と自身が発していた不調

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1 :2020/09/29(火) 14:47:00.92 ID:CAP_USER9.net

負の連鎖が止まらない。

 9月27日未明、女優の竹内結子さん(享年40)が東京・渋谷区の自宅マンションで急死した。この2週間程前にはWOWOWドラマ「イノセント・デイズ」で共演した芦名星さん(享年36)が、その2カ月程前には映画「コンフィデンスマンJP -ロマンス編- 」「同-プリンセス編-」で共演した三浦春馬さん(享年30)さんが急死している。

竹内さんと三浦さんといえば、昨年5月に公開され、興収約30億円を叩き出した「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」で共演している。

 主演の長澤まさみ(33)、東出昌大(32)に注目が集まるが、この作品では竹内さんと三浦さんが香港で有名な遊歩道「チムシャツォイ・プロムナード」でアイスクリームを食べる回想シーンも評判を呼んだ。

 撮影は2018年7月29日から10日間のスケジュールで香港で行われ、当日は「日本のスター女優とイケメン俳優が来る!」と現場は大騒ぎになったという。このシーンに関し、製作スタッフから事前に2人に「『ローマの休日』の階段でジェラートを食べるようなカットが欲しい」というオーダーが出されていたという。

 竹内さんと三浦さんは当日、お互いに様々なアイデアを出し合い、最終的にたどり着いたのがコメディー作品とは思えないあの爽やかなカットだった。これがきっかけとなって二人は意気投合し、現地で一緒に食事に行ったり、帰国後に連絡を取り合うようになったそうだ。

 これについて「二人は役者としてタイプが似ていたから」というスタッフもいるし、竹内さんが「『コンフィデンスマン』のロケは久しぶりに楽しい収録だった」と知人に漏らしたという話もある。

■三浦春馬とは姉と弟のような関係

 そんな三浦さんは、竹内さんの再婚のニュースが流れたときには、彼女に真っ先にお祝いのメッセージを送ったともいわれ、まるで姉と弟のような関係だった。だからこそ、7月18日の三浦さん急死のニュースが竹内さんにとっては人一倍辛かったことは想像に難くない。7月23日に行なわれた「コンフィデンスマンJP -プリンセス編-」の初日舞台挨拶に出席するはずだった竹内さんが参加を見送ったのは、いくら女優魂を燃やしたとしても笑う自信がなかったからかもしれない。もちろん、心の整理がつかなかったのは、主演の長澤や東出、小日向文世ら当日出席した他の役者も同様だったはずだが……。

 そしてこのショッキングな出来事から日を空けず、9月14日には芦名さんの急死が明らかになった。「イノセント・デイズ」で竹内さんと芦名さんの絡みは少なかったが、芦名さんはつい1年半程前に共演した後輩女優だ。同様の境遇に立たされたら、竹内さんのみならず誰でも「どうして?」「何故?」と思うはずだ。

 竹内さんは第2子出産後の年明け早々、自ら体調の不具合を女性誌で訴えていた。

〈わかっていたつもりでしたが眠れないし、もらった風邪は治らないし…。赤ちゃんのお世話は本当に大変ですね。育児の常識も長男のときとは変わっていることが多くて、育児雑誌で離乳食について調べたりしています〉(「LEE」10月号より)

 幸せに見えていた竹内さんの第2の人生だが、ご本人は袋小路の中でもがき苦しんでいたようだ。

「ハリウッドでは役者にメンタルケアを目的とした専属トレーナーを付けることが常識となっています。通常は1カ月に一度くらいの割り合いで定期的にメンタル・チェックをし、心身のバランスを調整します。共演者の自殺や環境の変化が起きれば、トレーナーはそれこそ付きっきりで役者本人をケアすることになります。それくらい役者のハートは繊細なものと考えられているのです」(ハリウッドのエンターテインメント関係者)

 この関係者が言うには、竹内さんは無意識のうちに危険信号を発していたという。それが「LEE」のインタビューで漏らしていた「眠れない」「風邪が治らない」という自覚症状だった。

 もし竹内さんに専属のメンタル・トレーナーが付いていたなら、この不幸な死は間違いなく防げただろうとも指摘する。

 急死前夜、竹内さんは普段通りに明るく振る舞っていたという。その笑顔からは数時間後に起こる悲劇は想像もつかなかっただろう。夫で俳優の中林大樹さん(35)の無念だけが伝わってくる。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

https://news.yahoo.co.jp/articles/016708de7ed8a3bce6ea1f385c5a1f22b158eb8d