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菅首相「慰安婦の強制連行はない。軍の関与もない」 過去の歴史修正主義発言が明らかに

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1 :2020/10/02(金) 18:14:52.54 ●

安倍晋三前首相が退場し、今度は菅義偉政権である。「外交の安倍」の7年あまりで、
中国や韓国との関係はすっかり冷え切ってしまった。だからこそ菅首相には期待したい……のだが、心配である。
なぜなら菅首相、史実に反する歴史修正主義的な発言をしてきた知られざる過去があるからだ。
【吉井理記/統合デジタル取材センター】

 あまり人目に触れていないであろう1冊の本がある。
 今から23年前に出た「歴史教科書への疑問」(1997年、展転社)である。
編んだのは「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」。当時の歴史教科書を「反日的」と断じ、
従軍慰安婦問題の記述をなくそうと活動した自民党議員の集まりで、本にはこの会の勉強会の模様が収録されている。

 会長には故中川昭一氏が座り、安倍前首相が事務局長、幹事長は衛藤晟一前少子化担当相と、
復古的かつ右派色の濃いメンバーが顔をそろえる。

 この会に96年衆院選で初当選したばかりの菅首相が「委員」として名を連ねていたことは、
本の存在にもまして知られていない。

若き日の菅首相いや菅議員、本の「若手議員は発言する」という一節に、次のような一文を寄せていた(抜粋)。
 <菅義偉衆院議員(神奈川) 9回にわたる「若手議員の会」の勉強会を通じて(中略)有識者の皆さまの検証によって、
「従軍慰安婦」の強制連行など実際にはなかったことが明らかになっているにもかかわらず、そ
れが堂々と中学生の歴史教教科書に載っているのは、非常に問題であります。「従軍慰安婦」に
軍が深く「関与」していた、という誤った情報を教科書に載せているだけでも問題ですが……(後略)>

https://mainichi.jp/articles/20201001/k00/00m/010/162000c