最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【悲報】中国へ消えていくバナナ 農園拡大、住民の体には異変が

スポンサーリンク

1 :2020/10/12(月) 06:19:28.07 ID:6kukkflq9.net

 ミャンマー北部カチン州で、急拡大するバナナ農園に地元の人々から反対の声が高まっている。実質的に農園を運営するのは中国企業。土壌や水の汚染、住民の健康被害が報告されているなかで、ミャンマー政府の対応は――。(カチン州ワインモー=染田屋竜太)

農薬の時期、痛む全身
 3〜4メートルほどの高さのバナナの木が生い茂る。濃緑の大きな葉に遮られ、昼なのに暗い。まだ緑色のバナナには傷やシミがつかないように白いビニールカバーがつけられていた。カチン州ワインモーでは至るところにバナナ農園が広がっている。

 ただ、働き手を取り巻く環境は過酷なようだ。2年間、農園で殺虫や除草などの仕事をしているタンラーさん(38)は、農薬や殺虫剤をまく時期に毎日のように、体全体に焼けるような痛みを覚える。毎日午前6時から12時間働き、賃金は夫と合わせて月16万チャット(約1万2700円)。昨年出産した男児の腹からは腫瘍(しゅよう)が見つかった。「農薬との関係はわからないが、家族全員の体がむしばまれている気がする」

 カチン州の環境保護団体のブランアウンさんは「バナナ農園では大量の農薬や化学肥料が使われ、住民は日常的に汚染された水を飲み、農作業で体を壊す人もいる」と訴える。地元住民団体による調査では、農園近くの小川の水を飲んだ水牛が次々と死んだり、魚の数が減ったりといった影響が確認されている。住民と環境保護団体が協力して州政府に訴えているが、ブランアウンさんは「役人は面会すら拒み、我々の意見を聴こうとしない」とため息をつく。

 収穫されたバナナはほぼ全てが…(以下有料版で、残り1794文字)

朝日新聞 2020/10/12 5:00
https://www.asahi.com/sp/articles/ASNB840ZPN9QPTIL009.html?iref=sptop_7_01