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【コロナ不況】39歳女性、家賃滞納で路上生活に「このまま私、死んじゃうのかな」…あぶり出された日本の貧困

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1 :2021/01/02(土) 15:11:07.21 ID:nO3p5cKY9.net

私たちが経験したことのないコロナ禍は、これまで見えてこなかった、あるいは見ようとしなかった貧困、格差の問題をあぶりだしている。従来なら姿を見せなかった若い世代や女性たちが炊き出しの列に並び、路上で生活しているのだ。

福祉事務所や役所が閉庁したこの年末年始、寒風吹く都内の公園に大きな荷物を抱えて、ベンチにひとり座る人もいる。可視化できるようにまでなった貧困に打つ手はないのだろうか。(ルポライター・樋田敦子)

●キャバクラ「しばらく休んで」…4月以降、シフトはゼロ

東京・日比谷公園で12月19日に行われた「コロナ災害乗り越えるなんでも相談会」(全労連など20団体が連携して主催)には、52人が訪れた。おにぎりや米などが入った袋は400食用意していたので、来訪者は予想していたよりも少なめだったようだ。

「渋谷でチラシをもらい食品を支給してくれるというので、それで来てみた」(80代、女性)という人もいたが、相談にまで臨んだ人は、切羽詰まっている人が多かった。

「困っているのはお金。仕事が減ってやっていけない」(68歳、男性)

「20代の頃から派遣やアルバイトで仕事を転々としてきた。今月まで派遣で事務作業をしていたが更新されず無職になった」(45歳、男性)

さいたま市内のキャバクラで週4回ほど、バイトをしていた男性(35歳)は、図書館に置かれていたチラシを見て、日比谷公園に出向いたという。

4月に店から「しばらく休んで」と言われて以来、シフトが入らなくなった。頼れる家族はおらず、支援団体の力を借りて生活保護につながったが、仕事をしようにも求人がない。フリーペーパーで職を探して連絡を取るが断られてしまい、生活費は節約して日々過ごしているという。

「サポートしてもらっている人から、“生活保護は税金、外食はだめ、自炊しなさい”と言われます。自分なんか生きる価値があるのかな。消えたほうがいいのではないかと思います。いつ行動にうつさないか不安です。政府は困窮者にきちんと支援してほしい」

そう希死念慮を口にし、仕事探しの必要性を訴えた。

「テレワークできるのは大会社だけ」

困窮を訴える女性たちの声が聞こえ始めたのは、緊急事態宣言が発令された4月7日前後から。特に飲食、宿泊などのサービス業の女性が中心だった。

「テレワークができるのは大会社。ホテルで、有期の契約社員で働いている私たちは、不安を抱えて仕事をしていましたが、ついに解雇に遭い無職に。夫も自営業で、教育費のかかる子どもふたり抱えてどうしたらいいのかと本当に将来が心配です」(45歳、派遣)

それでも7月に夫に持続化給付金が入り少しは落ち着いたが、ハローワーク通いするもなかなか正社員の仕事はない。

「ちょうど契約が終了したので、転職のタイミングで、4月にハローワークに行ってみると、それまでとは比べものにならないくらいの人があふれていました。当たり前ですが、少しでも条件のいいところに人が殺到し、仕事は3カ月決まりませんでした。年齢もネックになり、今は貯金を取り崩してパート収入で暮らしています」(53歳、女性、単身)

8月には、1カ月の家賃を滞納しただけで住んでいたシェアハウスを追い出され、路上生活を送っていた女性(39歳)に出会った。コロナで勤務先は自宅待機になったが、住むところがなく路上に出ざるをえなかった。

「路上生活はいつ襲われるか分からず、本当に怖かった。空腹を抱えて、このまま私、死んじゃうのかなと思いました。これまで仕事もダブル、トリプルワークをしてきて、一生懸命お金を稼いだ。一方で行きたい海外にも行ったから、このまま死んでもしょうがないなとも、思ったんです」(39歳、女性)

彼女は支援者につながり、生活保護を受給しながら住まいを確保。新しい仕事先も見つかり、生活保護から抜け出せる日も近いという。

2020/12/31(木) 9:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa22c080db0bfc2b88ced69af297557af0f682f2