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【島流しではない】パソナ副社長「淡路島は東京近郊で言うと湘南。空気はきれいだし食べ物もおいしくて安い。社員達は満喫している」

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1 :2021/02/17(水) 16:06:17.77 ID:NYuT4fkY9.net

 昨秋、パソナグループが突然、東京にある本社機能の一部を淡路島へと移転すると発表した。約1800人の事務職のうち、約1200人を2024年までに異動させる。「島」という言葉のインパクトが強いため、社員たちが東京の中心部・大手町から絶海の孤島に流されていくという“哀れ”なイメージがSNSで拡散した。

 しかし、実際に移住したパソナグループ 渡辺尚副社長 執行役員は次のように説明する。

 「通勤は満員電車に揺られなくて済むから、とても楽。空気はきれいだし、私の家から5分で、海にも天然温泉にも行けます。遊ぶところがたくさんあって、子育てには間違いなく良い環境。家賃は東京の3分の1ですし、食べ物もおいしくて安い。同期入社の社員たちが休日に集まって、釣りに行き、釣った魚のバーベキューを満喫していますよ」

 “島流し”とは程遠い。まるで、リゾート地で休暇を取りつつ働く「ワーケーション」を実践しているかのようだ。

淡路島はどんな場所なのか

 渡辺副社長は、「淡路島は東京近郊で言うと、湘南のようなところ。しかも、生活コストは湘南よりかなり安い」と断言した。

 確かに、1998年に明石海峡大橋ができるまでは、淡路島には船でしか行くことができず、本州から近くに見えても「遠い」という感覚はあった。しかし、架橋されて以来、関西(特に兵庫県南部)の住民にしてみれば、淡路島のイメージは「休日に気楽に行ける都市近郊のリゾート」や「観光地」へと大きく変わっている。

 例えば、神戸淡路鳴門自動車道の淡路サービスエリア(SA)では観覧車が回っている。また、SAに連結された淡路ハイウェイオアシスと兵庫県立淡路島公園には、淡路島の食材を生かしたレストラン、約5万平方メートルもの広さを誇る芝生広場や四季の花が咲き誇る「花の谷」、明石海峡大橋や大阪湾を一望できる展望台もあって、このエリアだけで1日過ごせるほどだ。

 淡路SA下りには、スターバックスコーヒーの店舗もある。一帯はにぎわっており、休日には駐車場が満車になる日も少なくない。

 ちなみに、明石海峡の対岸である神戸市内の高速舞子バス停から、淡路SAに隣接する淡路ICバス停まで、路線バスでわずか7分ほどである。

 高速舞子バス停は、JR舞子駅と山陽電鉄舞子公園駅の駅前にあり、スムーズに乗り換えて神戸や大阪に出られる。JRでは、舞子から神戸の中心、三宮駅まで25分ほど。大阪駅までは45分ほどだ。

 淡路島に住んで、神戸や大阪まで通勤・通学する人も少なくない。

 このように、交通アクセスや観光施設の充実度を見ていくと、渡辺副社長が「淡路島は関西の湘南」と語るのも、あながち持ち上げ過ぎとはいえないようだ。

続きはソース元で
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2102/15/news039.html