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最高齢118歳の田中カ子さん、東京五輪の聖火ランナーに 自分の脚で次のランナーにつなぐ決意

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1 :2021/03/07(日) 21:58:26.87 ID:yjEhqIpZ0●.net


世界最高齢118歳の女性、東京五輪の聖火ランナーに CNN EXCLUSIVE

東京(CNN) 存命中の世界最高齢である118歳の日本人女性が、今年5月、東京五輪の聖火リレーに参加する。

田中カ子(かね)さんは2度がんを克服し、2つのパンデミック(世界的大流行)を生き延びた。炭酸飲料が大好物だ。
今回田中さんが運ぶ聖火は、地元福岡県の志免(しめ)町のコースを通過する予定。

割り当てられた100メートルの区間のほとんどは家族の押す車いすで走るものの、本人は最後の数歩を自分の脚で歩き、
次の走者に聖火を渡すと決めている。

CNNは田中さんへの単独インタビューを行った。1月の誕生日には、家族から聖火リレーのためにと新品のスニーカーをプレゼントされた。

60代の孫の英治さんは田中さんについて、現在の年齢になってもまだ活動的な生き方を続けられるのが素晴らしいと話す。
他の人たちにもこの姿を見て刺激を受けてほしいとし、年齢を壁だと思うことはないとの見方を示した。

過去の最高齢の聖火ランナーには、2016年リオ夏季五輪での106歳のブラジル人アイダ・ゲマンケさんや、14年ソチ冬季五輪での
101歳の卓球選手、アレクサンドル・カプタレンコさんなどがいる。

110歳を超える人生

田中さんが生まれたのは1903年。オービルとウィルバーのライト兄弟が歴史を塗り替え、世界初の動力飛行を成功させた年だ。

田中さんは19歳で餅店の店主に嫁ぎ、4人の子どもをもうけた。103歳まで家業に従事し、5人の孫、8人のひ孫に恵まれた。

2つの世界大戦と1918年のスペイン風邪を生き延びた田中さんだが、英治さんによると過去についてはあまり多くを語らない。
とても前向きな性格で、今を生きるのを本当に楽しんでいるという。

また田中さんは、1896年に始まった近代オリンピックとほぼ同い年でもある。

前回の東京五輪が開催された1964年、田中さんは61歳だった。夏季と冬季両方を合わせると、今年の大会は田中さんが人生で
迎える49回目のオリンピックになる。

現在介護施設で暮らす田中さんは、たいてい朝6時に起床し、オセロゲームで遊ぶ。好奇心を持ち続けることと算数の問題を解くのが、
鮮明な思考と健康な体を保つ秘訣(ひけつ)だと家族は説明する。パンデミックの影響下にあって、家族の施設への訪問は1年以上途絶えている。

前列中央の女性が田中さん。1935年に撮影された32歳の時の写真だ

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35167431.html