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【悲報】「男女平等は重要」にYESと言えない日本の男性たち。賃金格差にも気づかぬ男性が7割

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1 :2021/03/08(月) 18:24:39.35 ID:Khj48tYB9.net

国際女性デーとなる3月8日、リンクトイン・ジャパンが2018年から実施している、仕事に対する意識調査(Opportunity Index)を発表した。
そこから見えてきたのは、日本が男女平等の意識において、アジア太平洋諸国(APAC)に大きな差をつけられている現実だ。

(調査対象国:オーストラリア、中国、インド、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール/調査サンプル:1万234人)

日本と他国で大きく差が出た質問の一つが「男女平等は公正な社会にとって重要である」に対する回答だ。
APAC平均は7割近くが「同意する」と答えた一方、日本では5割を下回る結果に。

さらに内訳をみてみると、日本でも回答の男女差が顕著に出ていることがわかった。男性は「同意する」が36%と、女性の52%を16ポイント下回った。

同じく「政治家はもっと男女平等のために取り組むべきだ」は男性が「同意する」に35%と、女性を17ポイント下回り、APAC平均に対して足を引っ張っている。

ゲストとして参加したエール取締役の篠田真貴子さんは、まだジェンダー平等に関する日本の意識は低いものの、その変化は過渡期ともいえるのではないか、と語った。

「森喜朗氏の(女性蔑視)発言をきっかけに、働く場所における女性活躍が大きな議論になった。
あの発言の背景には、何か構造的な問題があるのではないか?と多くの人が考えるようになったのは、今までにはなかったことだと思います」

■「女性の賃金は男性より低い」意識にも男女差が
他の質問でも、男女差が顕著に現れたものもあった。
「自分の職業/仕事では、同じ立場の男性の給料は女性と比べて高い」と回答したのは、男性では30%だが女性は40%という結果に。

実際には、男女間の賃金格差は歴然と存在している。

厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査」によると、2018年時点で女性の賃金は男性の7割程度。
この背景には、そもそも管理職に就く女性の割合が低いことや、女性の方が勤続年数が平均して短いことなどが挙げられている。

リンクトイン日本代表の村上臣さんは、こう語る。

「日本の男性は、男女の賃金格差にまだ気づいていないのでは。
女性が今置かれている現状を、女性のみならず、男性も傾聴して、アライ(支援者)になっていくことが重要」
https://www.businessinsider.jp/post-230877