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【悲報】東アフリカのバッタ大群、大量の殺虫剤に「相当な」環境リスク!!!

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1 :2021/03/28(日) 15:25:38.16 ID:UoHTLPWe9.net

欧米で禁止の殺虫剤も使用、被害は緩和されるも板挟みに

2021.03.27

夜明けに農地を横切ってケニア山の森林に向かうサバクトビバッタ。上空から撮影。(PHOTOGRAPH BY DAVID CHANCELLOR)

 2019年後半以降、サバクトビバッタの大群がアフリカ北東部の「アフリカの角」を覆い尽くし、農作物や牧草地を食い荒らしてきた。その対策として、バッタを追跡して退治するための驚くべき大規模な作戦が開始された。(参考記事:「バッタ大量発生、数千万人に食料危機の恐れ、東アフリカ」)

 国連食糧農業機関(FAO)が主導する東アフリカ8カ国での殺虫剤の散布活動の結果、最悪の事態は今までのところ回避されている。FAOの推計では、この作戦のおかげで2020年にはアフリカの角およびアラビア半島南部のイエメンに住む2800万人分の食料と牧草地が守られた。(参考記事:「アフリカでバッタ大量発生の第2波、食料不足の危機」)

サバクトビバッタの大群を突っ切って急降下するソウゲンワシ。ソウゲンワシは大型の猛禽類で、げっ歯類などの小動物、昆虫、死肉などを餌とする。ケニア北部、レワ野生動物保護区。(PHOTOGRAPH BY DAVID CHANCELLOR)

 しかし作戦が進展する一方で、環境にもたらす影響はまだわかっていない。対策にあたる関係者たちは、植物や昆虫、野生動物、人間に害を及ぼすことなく害虫を駆除するという難しいバランスを模索してきた。ケニア北部は、花粉や蜜を集めるハナバチ類の多様性で世界に知られており、農業関係者や保護活動家たちはハナバチが被害を受けることを懸念している。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/032600150/?ST=m_news