最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【コロナ感染後遺症】少なくとも4人に1人が、悩まされている・・・オミクロンを甘く見ていると、後で痛い目に遭う可能性が大きい

スポンサーリンク

1 :2022/02/17(木) 10:08:38.72 ID:GbobBP3t9.net

新型コロナウイルスのオミクロン変異種の感染拡大によるパンデミック第6波が高止まりの様相を呈している。
しかし、政府は、まん延防止等重点措置の対象地域は順次拡大しているものの、今のところそれ以上の踏み込んだ施策を実行する構えは見せていない。

また、未曾有の感染拡大が続いているにもかかわらず、一般市民の反応も、どこか危機感に欠ける印象を受ける。

これまでに何度となく感染拡大が繰り返されてきたことから、ややコロナ慣れしている面もあるかもしれないが、
何といっても当初から「オミクロン株は感染力は強いが重症化しにくい」との言説が広がっていたことが、
市民社会の今回の第6波に対する構えに影響していると見ていいのではないか。

「オミクロンは重症化しない」という楽観論が一つ決定的に見落としていることがある。それがコロナ後遺症(Long Covid)の問題だ。

日本ではなぜかメディアの関心が感染者数と医療の逼迫状況にばかり集まり、コロナウイルスの感染者が、
感染が治癒した後に発症する様々な後遺症に対して、必ずしも十分な注意が払われていないようだが、
欧米のコロナ報道では感染者数よりもむしろ後遺症の方に中心が移りつつあるようだ。

日本よりコロナ後遺症の研究が先行している欧米の数万人規模の調査や、昨年行われた世田谷区の大規模な調査によると、
コロナ感染者の少なくとも4人に1人が、コロナ感染症の直接の症状が収まり、PCR検査で陰性となった後も、
持続的な嗅覚・味覚異常や全身の倦怠感、「ブレインフォグ」と呼ばれる意識障害や記憶障害、頭痛や全身の筋肉痛、関節痛などに悩まされているという。

こうした後遺症は大半のケースで概ね1年以内には収まる傾向にあるようだが、中には1年以上も症状が続き、
複数の症状を抱えたまま、社会生活の継続が困難になっている事例も少なからず報告されている。

オミクロン株との関連で特に重要な点は、このような後遺症がコロナ感染時には症状が出なかった、いわゆる無症状者にも多く発症していることだ。

どの調査を見ても、比率的にはコロナの症状が重いほど後遺症が発症する割合が高くなるのは事実だが、
無症状者でも20%〜25%には何らかの後遺症が出ていることを、概ねどの調査も指摘している。

現下のオミクロン感染爆発を前に、「オミクロンは重症化しにくい」とか「無症状で終わる可能性が高い」が、
「コロナ後遺症にはかからない」とは決してイコールではないことだけは今、あらためて肝に銘じておく必要があるだろう。

オミクロンを甘く見ていると、後で痛い目に遭う可能性が大きいということだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e5f233d7ad585dbae5a9092bad48e9ed61d36fd