最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【北京五輪】「競技に集中しろ」のメーク批判は道を究めた経験がない人の言葉 高梨沙羅選手は日本の誇り 美しくなることで自信を持つ

スポンサーリンク

1 :2022/02/18(金) 00:50:26.10 ID:CAP_USER9.net

「競技に集中しろ」のメーク批判は道を究めた経験がない人の言葉 高梨沙羅選手は日本の誇り 美しくなることで自信を持つ

【桂春蝶の蝶々発止。】

北京冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体で、スーツの規定違反で失格となった女子の高梨沙羅選手に話題が集まっております。
通常とは異なった検査方法など、判定した側に多くの疑念が残ります。

自身のインスタグラムで謝罪した高梨選手に多くのコメントが寄せられ、励ます声が大半だったとか。
これは当然です。彼女は実際、普段のスーツで大ジャンプを決めたのですから、その結果は歴史に残るものです。
日本の誇りですよね。

さて、こういう時、どさくさ紛れに彼女を批判する声もあります。
愚にもつかない雑音であり、それを取り上げるのはナンセンスだとは思います。

ただ、「本当にこの人たちは分かっていないな…」と思う批判があったので、文化的観点からご意見を申し上げたく思います。

それは、高梨選手のメークに関するバッシングです。
「チャラチャラするな」「競技に集中しろ」「モテたいのか」「メークをする時間があるなら練習しろ」…。こういうことを書き込む人種がいます。これをネットに書く時点で、この人たちは「1つのことに、無心で頑張った経験がない人たち」と思わざるを得ません。

まず、ストイックに道を究めようとする方々は、あらゆることに「美意識」を持つものです。
メークにしろ、ファッションにしろ、プライベートな時間も自分磨きに余念がない。

なぜ、その美意識が生まれるのか? 
それは、自分で自分を説得したり、あるいはある種の「洗脳状態」に持っていかなければ、大きな舞台には立てないからです。
美しくなることで自信を持つ、その精神は、脳や筋肉にも大きな影響を与えていきます。

もちろん、そんなことをしなくても自己表現できる方もいます。
ただ、美意識から自分を変えていくアプローチを選択する自由はあります。
そうした意味を、ちゃんと理解してからモノを言えと言いたいわけです。

私もあるときから舞台衣装を化繊生地でなく、正絹(シルク100%)で仕立てるようになりました。他人には見えないけれど、「春蝶」という名前を襲名してからは、羽織の裏にはすべて蝶々の絵柄をあしらっています。ある時から、「そうしなければならない」と感じたからです。

みすぼらしい店構え、食器もイマイチ、仲居さんの服装もだらしない…。
大体、こういう料理店はまずい。それと同じで、見た目にまで神経を配れる人こそ、評価や価値を高める文化人になれる。
当然、スポーツも含めてのことです。

ネットバッシングしている人は、それらの事実をどうか心の隅に置いて発言してほしいですな。

高梨選手に思う。心が傷つけられたときは、「相手を紙やすりだと思ったらいい」という考えがあるそうです。
多少、こちらの心にかすり傷はつくけど、最後にゃピカピカになる。

そして、こすった側はやればやるほど使い物にならなくなる…ってね(笑)。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ceb9f88609cd0b345d1b447d642a0da83ef6a4c4