1 ：2022/02/23(水) 06:09:30.50 ID:bvj4+r/w9.net
７０代の母親が２月６日に接種した那覇市の女性は、接種済証を見て驚いた。貼られているシールを見ると、使われたワクチンの「最終有効年月日」は１月３１日。既に１週間近く過ぎていた。
期限が延長されていることを市のホームページ（ＨＰ）で確認してほっとしたものの、「自分も一緒に会場に行ったが、スタッフから何も説明はなかった。せめて一言あるべきだったのでは」と不満をにじませる。
ファイザー製とモデルナ製のワクチンは国内で初回接種が始まった当初、有効期間６カ月だった。製薬会社はその後もデータの収集を進め、一定の温度管理をすればさらに長く品質が保たれることを確認。国は昨年１１月までに、両ワクチンの有効期間を「９カ月」に順次変更した。
しかし、それ以前に出荷されたワクチンには延長前の期限が記されており、接種済証にも同じ日付を印字したシールが貼付される。別のシールやスタンプで変更を知らせる市町村もあるが、対応はまちまち。３回目接種が一般の人に広がるにつれ、自治体への問い合わせも増えている。
沖縄市は、高齢者施設の入所者への接種では修正シールを貼っていたが、一般向けは数が多過ぎるため見送った。担当者は「集団接種会場にポスターを張ったり、個別に説明したりしているが、不安を持つ人がいるようだ」と話す。市のＨＰでも告知を始めた。
那覇市はチラシやＨＰで知らせているが、コールセンターなどに問い合わせが寄せられているという。「正式な手続きを経て延長されており、安心してほしい」と呼び掛けている。
厚生労働省はＨＰで、有効期限を延長したワクチンのロット番号を公表している。
2022年2月20日 沖縄タイムス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/913518