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中国籍大学生iPhone転売で逮捕 楽天モバイルで約1250台窃取か 微信でバイト応募

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1 :2022/03/31(木) 13:35:06.38 ●

 楽天モバイルが販売した米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を他人名義のクレジットカード情報を使って不正に入手したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は31日、中国籍で東京都豊島区上池袋2、大学生、魏莉容疑者(23)を窃盗容疑で逮捕したと明らかにした。

《楽天モバイル=小座野容斉撮影》

 楽天モバイルがアイフォーンの販売を始めた2021年4月30日から5月までに、約1250台のアイフォーンとワイヤレスイヤホン約250台(計約1億9000万円相当)が不正購入されたとみられ、同課は中国人らのグループが窃取したアイフォーンなどを転売したとみて調べる。

 逮捕容疑は何者かと共謀して21年4月30日〜5月7日、不正に入手した他人名義のクレジットカード情報などを楽天モバイルの販売サイトに入力し、アイフォーン4台を盗んだとしている。容疑を認めているという。魏容疑者は2月17日に逮捕されており、3月9日に窃盗罪で起訴された。

《アイフォーン不正入手のイメージ》

 サイバー犯罪対策課によると、魏被告は中国の通信アプリ「微信(ウィーチャット)」で「家でできるバイトがある」との中国語の広告を見つけて連絡。自宅に届くアイフォーンを別の場所に転送するよう指示され、1件当たり2000〜3000円程度の報酬を受け取っていたとされる。「家で簡単にお金をもらえる誘惑に負けて始めた」と供述しているという。

 書き込みをしたとみられる指示役はアイフォーンをサイトで不正購入する際、届け先を魏被告のような受け取り役の自宅などに設定。同課は、受け取り役からアイフォーンを転送された中間指示役が買い取り店などで転売し、指示役に送金していたとみている。

 警視庁、北海道、奈良、鹿児島の4都道県警は他に、同様の窃盗容疑などで、中間指示役と受け取り役の中国籍の5人をそれぞれ逮捕している。【柿崎誠】

楽天モバイル販売のiPhone窃取容疑 中国人大学生を逮捕
https://mainichi.jp/articles/20220331/k00/00m/040/105000c

2022/3/31 11:45 柿崎誠 毎日新聞