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【BPO】ドッキリ番組で「苦しんでいる人を助けず嘲笑」、「いじめ傍観のモデルに」と懸念

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1 :2022/04/15(金) 23:04:52 ID:CAP_USER9.net

4/15(金) 20:13配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/afa78a0657848ef334200d75f44d19012726f7f8

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会は15日、出演者が痛がる姿を笑いとして見せるバラエティー番組について、「青少年が模倣して、いじめに発展する危険性も考えられる」などとして、子どもへの影響に配慮しながら番組制作にあたることを求める見解を公表した。

 見解は、発達心理学や脳科学の知見を踏まえ、ドッキリ企画などで、苦しんでいる人を助けずに他の出演者が嘲笑するシーンは、「いじめ場面の傍観を許容するモデルになる」との懸念を示し、子どもの共感性の発達を阻害する可能性を指摘した。

 また、近年の罰ゲームやドッキリ企画について、「大人でさえもリアルとしか思えないような演出がなされることもある」と言及。視聴者が小学生の場合は、作り込まれたドッキリ企画をリアリティー番組として捉えることがあるため、制作者側には、視聴する青少年に望ましくない影響を与える恐れがあるとの観点を持つよう求めた。

 BPOによると、ここ数年、出演者への暴力が含まれるバラエティー番組に対する、「いじめを助長する」「不快に感じる」などの視聴者意見は減っていないという。いじめを巡る社会的認識が大きく変化する中、同委員会は昨年8月から、このようなバラエティー全般について審議してきた。