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高橋治之容疑者、AOKI以外も仲介 東京五輪汚職スポンサー選定 職務裏付けか

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1 :2022/08/21(日) 16:14:38.22 ID:vUp2DArp0●.net

東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、紳士服大手「AOKIホールディングス」とは別のサービス系企業が東京五輪スポンサーに選定される過程で、大会組織委員会元理事の高橋治之(はるゆき)容疑者(78)=受託収賄容疑で逮捕=がスポンサー料について企業側と組織委の意向を仲介していたことが20日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部が、この企業の幹部らを任意で事情聴取していたことも判明した。

特捜部は、この企業に対する仲介行為が、高橋容疑者の理事としての職務にスポンサー企業の選定が含まれていた裏付けになるとみて捜査を進めているもようだ。

関係者によると、平成28〜29年、高橋容疑者は東京五輪のスポンサー枠の一つ「オフィシャルサポーター」のスポンサー契約の締結を企業側に打診。15億円が目安とされるスポンサー料については「少し考えるが、もう少し減額する」「7億円で契約できる」と提案したという。

企業側はこれに先立ち、自社の広告代理店や組織委のマーケティング専任代理店だった広告大手「電通」から10億円を超えるスポンサー料を提示され、高額だとしていずれも拒否していたが、高橋容疑者の提案を受け、スポンサーとなることを再検討。組織委や電通との交渉を経て、30年中にスポンサー契約を結んだ。

関係者によると、企業側は高橋容疑者が代表を務めるコンサルティング会社「コモンズ」と契約しておらず、金銭のやりとりは確認されていない。企業幹部は特捜部の任意聴取に対し、「高橋容疑者から支払いを要求されたことなどはない」と説明したという。

特捜部は、高橋容疑者が同様に、関係の深い電通子会社を通じてAOKI側にスポンサー料を提示。スポンサー選定に関して便宜を図り、AOKI側がコンサル料名目で4年半で提供した5100万円が便宜の対価になったとみている。

関係者によると、高橋容疑者はコンサル料について「組織委理事として果たした役割には関係ない」と供述している。

https://www.sankei.com/article/20220821-KBNBAEURTNLDVO4IF7GREB3WGI/