【福岡】ボンネットに乗って高速料金所へ～道交法違反の疑いで少年4人を検挙　自らSNSに動画をアップ　批判が集まっていたという

乗用車のボンネットに人を乗せて走行し、都市高速道路の料金所に向かう動画が拡散し、批判が集まっていた問題で、警察は少年4人を道路交通法違反の疑いで検挙した。少年らは「みんなの注目をあびる」などと供述し、いずれも容疑を認めているという。

拡散した動画は、福岡市東区にある都市高速道路・箱崎ランプの料金所付近で2021年7月に撮影されたとみられている。乗用車のボンネットや屋根に少年を乗せたまま走行する様子が記録されていた。

警察は動画の解析を進め、1日までに15歳の少年3人と18歳の少年1人を検挙した。このうち15歳の少年2人はそれぞれボンネットと屋根に乗った疑い。もう1人の15歳の少年は、窓枠から身を乗り出して動画を撮影した疑い。18歳の少年は車を運転した疑いが持たれている。警察は「乗車のために設備された場所」以外に乗ったことなどが道路交通法に違反するおそれがあると判断した。

ボンネットに乗ったとみられる少年は今年2月に自分で警察署に出向き、動画に写る人物であると申告していた。取り調べに対して4人は「この動画ならみんなの注目をあびるだろうと思って動画をアップした」などと供述し、容疑を認めているという。