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「子供たちの忍耐力を養う為にあえて小中学校にエアコン導入しなかった」 次世代・山田氏、杉並区長時代の政策を語る

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1:シャチ ★@\(^o^)/ 2014/08/18(月) 10:50:13.10 ID:???0.net

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140815-00000545-san-soci
教室にエアコンを設置する公立小・中学校が増える中、千葉市議会は6月、エアコン設置を求める保護者らの請願を不採択とした。
この決定に市民からは「子供には忍耐力が必要」「熱中症が心配」と賛否の声が上がる。夏休みも後半になり、あと半月で学校が始まるが、 教室にエアコンは必要か否か、 東京都杉並区長時代に都内23区で唯一設置を認めなかった山田宏衆議院議員と、 建築環境工学が専門の松原斎樹・京都府立大教授に聞いた。(川瀬弘至、篠原那美)
 ■山田宏氏「生きる力育むには不要」
 --杉並区長だった平成11~22年、どうして区内の小中学校にエアコンを導入しなかったのか
 「理由は2つある。そもそも小中学校は、7月下旬から8月末まで夏休みだ。9月も残暑は厳しいが、教室にエアコンが必要なほどの猛暑日は、 年間で数えるくらいだろう。わずかな日数のために貴重な税金を優先的に使うべきではないと判断した。もちろん子供たちの健康は大切だ。 しかしエアコンに頼らなくても、猛暑日が予想される日は休校にして土曜に振り替え授業を行うなど、いくらでも工夫はできる」
 --もうひとつの理由は
 「教育とは、子供たちの生きる力を育むことだ。科学の進歩は素晴らしいが、それに頼っているばかりでは、生きる力は育めない。 私は区長時代、エアコンを導入しない代わりに、校庭の芝生化や屋上の緑化など、エコスクールを徹底して進めてきた。 そうした工夫の中で、子供たちは暑さをしのぐにはどうすればいいかを自然に学んでいく。生きる力を育むとは、そういうことではないか」
 --杉並区は現在、小中学校にエアコンを導入している
 「私が区長を辞職した後、新しい区長の方針で平成22年度から順次導入されるようになった。賛否両論あるだろうが、 私自身は今でも、小中学校にエアコンは不要だと思っている。熱中症を心配する声もあるが、学校現場で、 子供たちに水分を十分とらせるなど対策をしっかり行えば、エアコンなしでも予防は可能だ」
 --授業への集中力が低下するという指摘もある
 「確かに快適な環境のほうが、集中力は高まるだろう。しかし社会に出れば、不快な環境でも集中しなければならない場面がいくらでもある。 生きる上で必要な耐性を高めるため、あえて不快な環境をつくることも、ときには必要ではないだろうか。もっとも、本当に暑い日は通常の勉強はせず、 熱中症対策について学んだり、温暖化について考えたりする授業に切り替えてもいい。暑い日は暑い日なりに、寒い日は寒い日なりに、 自然を生きた教材として活用することも大切である」
 --ほとんどの屋内施設にエアコンが設置されている中、学校だけ設置されていないのはどうか
 「むしろ今の時代、せめて学校ぐらいは、子供たちにエアコンなしで過ごさせたいと考えている。これからの日本の教育は、 世界を舞台に活躍する人材をどれだけ育成できるかが鍵になる。その世界に、ボタンひとつで涼しくなるような場所が、 どれだけあるだろうか。『暑いから仕事ができません』『エアコンのないところには行きません』というような日本人を育ててはならない」
(以下略 全文はリンク先で)