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「なでしこ」はなぜ崩壊したのか 「先輩が怖い…行きたくない」と若手選手が泣き言

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1:砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 07:35:55.97 ID:CAP_USER*.net

なでしこジャパン凋落の原因に「世代間で軋轢があった」。そう話すサッカー関係者は少なくない。
なでしこは11年ドイツW杯優勝メンバーと代わり映えせず、そのマンネリ感のツケが一気に噴出したとはよく言われるが、正確とは言えない。
GK福元(32)、DF近賀(31)、DF岩清水(29)、MF宮間(31)、MF阪口(28)、FW大野(32)、FW大儀見(28=当時・永里)は、08年北京五輪の主力メンバーだった。
昨年12月に引退したMF沢(37)も北京五輪に出場。さらにバックアッパーとしてDF熊谷(25)、MF鮫島(28)も帯同している。
08年1月、なでしこの指揮官に就任した佐々木監督(57)も含めて8年以上、同じようなメンバーで熟成が図られ、それが11年W杯と12年五輪で結実した。
しかし、その後は世代交代が進まなかったことでチームの雰囲気はよどみ、それが今リオ五輪予選で噴出した。
もちろん佐々木監督自身、世代交代の必要性は感じていた。14年秋のアジア大会、15年3月のポルトガル・アルガルベ杯でMF澤穂希を外し、若手や中堅を多く招集した。
ところがそこで、イジメともいえる光景があちこちで見られた。
たとえば若手が練習後に報道陣に囲まれていると、あるベテランが「調子に乗るなよぉ~」と嫌味を言ったり、
写真撮影に応じていると他の中堅が「偉くなったもんだ」と小バカにしたようなことを言う。
ピッチ上でもそうだった。
ゲーム形式の練習で若手が好ポジションを取っても、ベテラン同士でパスを回すことが多く、ゴールチャンスでシュートを外すとベテランFWが「(ゴール)枠に飛ばせよ」と呆れた口調で言い放つ。
澤穂希が、ベテランと若手との間で潤滑油の役目を担っていたが、その澤がいない大会でベテランたちはやりたい放題。
「精神的プレッシャーに耐えかね、一部選手が所属クラブ幹部に『なでしこに選ばれたくありません。先輩が怖い……』と言い出して問題になったこともあるのです」(放送関係者)
今予選前の沖縄合宿に参加したが、予選メンバーから外れたDF村松(21)、MF杉田(23)、MF猶本(22)、MF増矢(20)といった有望株は、 所属クラブではハツラツとプレーするのに、なでしこでは消極的なプレーに終始。
女子リーグ関係者が「なでしこのユニホームを着た途端、パフォーマンスがガタ落ち。どうしてなのか?」といぶかっていたものだ。
沖縄合宿から“生き残った”ドリブラーFW横山(22)は今予選、スペースにボールを出されることが多く、必死になってボールを追い掛けてガス欠になり、横山得意の足元でボールを受けて鋭くターン。
DFを置き去りにするシーンがほとんど見られなかった。
先輩からのプレッシャーを乗り越えられなかった若手にも問題はあるにせよ、
可能性の芽を潰してきたベテランを放置した佐々木監督とサッカー協会が、リオ五輪予選敗退の元凶でもある。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/176885
2016年3月10日