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宮﨑駿「崖の上のポニョ2 作りたいんだけど」 鈴木敏夫「俺は見たくないから却下」

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1: スターダストプレス(dion軍)@\(^o^)/ 2016/07/19(火) 22:53:20.47 ID:366Qi0To0.net

“宮さん”は『毛虫のボロ』をやりたかった
実は『毛虫のボロ』は、宮崎監督が以前にやりたがっていた企画。ちょうど『もののけ姫』が企画として挙がっていた頃だった。
「宮さんは、『毛虫のボロ』の方をやりたいと提案したが僕は反対した」と鈴木氏。「人間が出てこない物語だったので、
80分から100分の長編として実現させるのはかなり難しい。『ボロ』を作るならもっと年を取ってからと思っていました。
一方、『もののけ姫』は “アクション映画” ですから、それをやるなら(監督が50代半ばの)今だと思い、『もののけ』をやりませんかと提案した。僕の現実的な判断です」
そして、「引退」しても、本当はアニメーション映画を作りたくて仕方がない宮崎監督のホンネがよくわかっていた鈴木氏は、
ある日、「暇なので、雑談ばかり」仕掛けてくる監督に「短編でもやりますか?やるとしたら『毛虫のボロ』ですか?」と聞いてみた。
「そしたら怒っちゃってねぇ。『俺がひそかに考えていたことをなんで先に言うんだ!』って。わかってますよ、そんなこと。長い付き合いなんだから」
こうして、初めてCG中心の短編に取り組むことになった宮崎監督に、鈴木氏が提案した選択肢は2つ―ジブリと
長年の親交があるジョン・ラセター率いるピクサーのスタッフと一緒に作るか、それとも日本の若いCGスタッフと一緒に作るか。
監督の答えは「日本のCGがいいよ。ピクサーの人は(話すのが)英語だからさ」だったとのこと。
『毛虫のボロ』が三鷹の森ジブリ美術館で公開されるのは、あと1、2年先になりそうだ。
http://www.nippon.com/ja/views/b05401/
宮崎監督が鈴木氏の助言を受け入れて、大きな方針転換をしたことは何度かあるが、最後の長編『風立ちぬ』の時もそうだった。
監督は『崖の上のポニョ』の続編を作りたかったそうだ。しかし、鈴木氏は宮崎監督が戦争をどう描くかを見たいという思いで、
当時監督が模型雑誌で連載中の漫画、零戦を設計した堀越二郎を主人公にした物語の映画化を提案した。当初監督は乗り気でなかったが、
結局鈴木氏の提案を尊重した。「彼は『ポニョ2』をやりたがっていたけど、僕は見たくなかった。それだけです」