ＰＣデポ、連日の大幅安で騒動前の４０％超も下落　市場からは記者会見など真摯な対応求める声も

23日の東証市場で、ピーシーデポコーポレーション <7618> の株価は前日比104 (10.47%)安の終値889円で取引を終え、株価は10％を超える大幅安となった。
同社を巡っては、今月12日、80歳を過ぎた高齢者に対して、PC10台分で月額1万5000円のサポート契約を結ばせ、その後、解約を申し出たところ、解約料と称して10万円を徴収したとする苦情の書き込みがSSNサイト上に掲載されたことが拡散したことを受けて、以降、株価の下落が止まらない状況が続いている。
消費者の間で、同社のビジネス手法に対する批判が強まったことを受けて、会社側は17日、顧客の使用状況にそぐわないサービス提供があったことを認め、その場合の解約料については無償とすることを発表したが、問題が指摘された契約に対する謝罪のようなものはなく、その後も、同社のビジネス手法を巡る批判は収まる兆しが見えていないことが、その後も株価の下落が続く要因となっている。
12日以降の株価の下落は、既に40％超にも達しており、市場では、記者会見の開催など、会社側がより真摯ある対応を取ることを求める声も上がっている。
http://market.newsln.jp/news/201608231640000000.html