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LINEが格安スマホ販売 競争激化へ 大手「料金が月2000円下がると業界壊れる」

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1:1/2@ナス八 ★ 2016/09/05(月) 21:15:22.33 ID:CAP_USER9.net

LINEが格安スマホ販売 競争激化へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160905/k10010670751000.html?utm_int=news-business_contents_list-items_003
無料通信アプリ大手のLINEは、月額の料金が500円という格安スマホの販売に乗り出すと発表し、利用者の獲得競争が一段と激しくなりそうです。
LINEは都内で記者会見し、5日から格安スマホの販売に参入すると発表しました。月額の料金は、電話はできない最も安いもので500円となっています。
月々のデータ通信量は1ギガに制限されますが、LINEのアプリを使ってメッセージのやり取りと音声による通話を行う際のデータ通信料については無料だとしています。
1ギガというデータ通信量は、ひと月にメールの送受信だけでおよそ2000通、動画を連続して視聴した場合は4時間余りが目安です。1ギガの上限に達した場合には 通信速度が極端に遅くなり、データ通信量を増やすには0.5ギガ当たり500円の追加料金が必要となります。
また、月額1110円から3220円までのほかのプランは、LINEだけでなくフェイスブックとツイッターの通信料も無料だということです。
LINEモバイルの嘉戸彩乃社長は「サービスについては100%の自信がある。われわれの参入で業界に与えるインパクトはそれなりに高いと思う」と述べました。
格安スマホは流通大手や家電量販店など異業種からの参入も相次いでいます。こうした中で、国内の利用者が6200万人に上る LINEが格安スマホに参入することで、利用者の獲得競争が一段と激しくなりそうです。
LINEの狙いは
LINEモバイルの嘉戸彩乃社長はNHKのインタビューで、「戦々恐々とされている他の会社もいるようだが、われわれとしては使う人の視点に立って、 手の届きやすい価格でスマホを提供したいと思っているだけだ。認知度もあるし、LINEがやってるならということで、すそ野を広げていきたいと思うし自信を持っています」と述べました。
格安スマホへの参入にあたってこの会社の狙いは大きく2つあります。
1つは無料の通信アプリの国内の利用者が6200万人に上るという規模の大きさと知名度の高さを足がかりに、契約者を取り込むことです。
2つ目は低価格プランの提供で、いわゆるガラケーと呼ばれる従来型の携帯電話を使っている高齢者のスマホへの切り替えや、データ通信用の2台目のスマホとしての利用の拡大です。
このため、回線はNTTドコモから借り、販売は店舗を設けずにインターネットのみで行うことで、コストをできるかぎり抑えているということです。
シェア伸ばす格安スマホ
LINEが参入する格安スマホは、大手通信会社のスマートフォンの販売台数が落ち込む中、シェアの拡大が続いています。
民間の調査会社のMM総研によりますと、大手通信会社に比べて割安な料金でサービスを提供する、いわゆる格安スマホ事業者の契約数は、 ことし3月末時点で539万件となり、スマートフォンの契約数全体7715万件の6.9%を占めています。
格安スマホは年々増え続け、2年前に比べて3倍以上、去年と比べても1.6倍となっています。その背景にあるのは料金の安さです。
MM総研によりますと、去年12月の時点で、月額の料金は電話とデータ通信の両方が使えるプランで、大手3社の平均が6283円、格安スマホの平均が2072円となっています。
格安スマホ事業に参入する企業も増えていて、総務省によりますと、その数はことし3月末時点で220社を超えました。
一方、格安スマホどうしの値下げ競争も激しくなっています。
LINEの月額500円の料金プランと同様に電話はできずにデータ通信のみのプランでは、複数の会社が月額500円前後のプランをすでに打ち出しています。
ただ、データ通信料のうち、LINEのアプリを使ったメッセージのやり取りと音声による通話を無料にしたものはこれまでありませんでした。
競争が激化する中、格安スマホに国内で初めて参入した日本通信は先月、格安スマホの事業から撤退する方針を明らかにしました。LINEの参入によって値下げ競争は一段と激しくなりそうです。