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ヤマト、アマゾン向け値上げ合意 4割超で

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1:名無しさん NG NG

宅配最大手のヤマト運輸がインターネット通販最大手の米アマゾン・ドット・コムとの運賃交渉で値上げすることで大筋合意したことが27日、わかった。
値上げ幅は4割超となるもようだ。ネット通販の利用者急増で、人手が足りない物流が成長の足かせになりつつある。
ネット通販の成長と消費者の利便性維持を両立するために、物流会社、荷主、消費者の間で物流コストを再配分する動きが本格化してきた。
アマゾンはヤマトの最大の取引先で、ヤマトが年間に取り扱う荷物のうち1~2割を占める。ヤマトのアマゾン向けの運賃は 全体平均の半分の280円前後とされる。両社は値上げすることで大筋合意し、400円台以上とする方向で最終調整している。
値上げ幅は少なくとも4割超になる。 ヤマトは10月1日に宅配便の個人向け料金(基本運賃)を
荷物1個当たり140~180円(平均15%)引き上げる。割引契約を結ぶ大口顧客1000社とも9月末までの合意を目指して値上げ交渉を進めており、 このうち7~8割と合意したもようだ。ヤマトは値上げで得た原資を従業員の負担を軽減するため、宅配ロッカーの設置拡大といった投資に回す。
28日に発表する中期経営計画に具体策を盛り込む。
ヤマトは値上げを通じ、全体で取り扱う荷物数を減らす「総量抑制」も当面、継続する。従来計画では19年度に20億個を取り扱う計画だったが 1億個程度少ない19億個台に下方修正する。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ27HO0_X20C17A9MM8000/?n_cid=NMAIL005