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チリ産のサケは抗生物質まみれで超耐性菌「スーパーバグ」の温床になる危険性

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1:■忍法帖【Lv=15,キラービー,uir】 第13艦隊◆IpxlQ2BXrcdb 2018/01/16(火)15:04:51 ID:???

抗生物質に耐性を持つ細菌「スーパーバグ」が猛威を振るえば人類に大きな脅威になることが指摘されています。
抗生物質の乱用がスーパーバグを生み出しているといわれる中で、家畜に投与される数倍もの量の抗生物質がチリの養殖サケに投与されており、スーパーバグを生み出す温床になりかねないと指摘されています。(中略)
サケの養殖はノルウェーが世界1位でチリは世界2位。
価格の安いチリ産のサケは世界中で需要があり、日本のスーパーでもよく見かけます。
しかし、2017年に出されたOceanaの調査報告によるとチリのサケ養殖場では、サケ1トンあたりに最大950グラムの抗生物質が投与されているとのこと。ノルウェーではサケ1トンあたりに投与される抗生物質の量はわずか0.17グラムであることから、チリの養殖サケに投与される抗生物質がどれほど多いのかがよくわかります。
なお、抗生物質の大量投与によるスーパーバグ問題でしばしばやり玉に挙げられる養豚所でさえ、
豚1トン当たりに投与される抗生物質の量は172グラムであることから、チリ産養殖サケが「抗生物質漬け」にあることがよくわかります。
抗生物質の量もさることながら、サケ養殖所の形態がスーパーバグの温床になりかねないという構造的な問題も指摘されています。
チリのサケ養殖所では、円形の網で覆ったケージに大量のサケが飼育され、エサで大きく育てられます。
このため、サケ同士が密集した養殖所では、サケ同士の接触が多く、ひとたびスーパーバグが発生した場合に、瞬く間に広がってしまうとのこと。スーパーバグ自体が異なる細菌同士の接触から新しい遺伝的変異が起こって発生すると考えられていることから、抗生物質入りのエサが与えられ、その他の消毒用の化学物質もまき散らされ、糞便まみれになるというケージ内の環境は、「スーパーバグを作り出すための最高のレシピ」だとOceanaは指摘しています。
(以下略)
gigazine/1月16日
https://gigazine.net/news/20180116-chile-salmon-antibiotics/
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