最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【みんなが忘れた頃に】アパマンショップさん、札幌大爆発の補償を急に出し渋る

スポンサーリンク

1 :2019/06/15(土) 17:06:11.45 ID:6GVewNOx9.net
去年12月、札幌市豊平区で起きた爆発事故から半年が経とうとしていますが、被害を受けた周辺の住民は、まだ元の暮らしを取り戻せずにいます。

去年12月16日に起きた爆発事故。
重軽傷者52人、建物46棟に被害が及んだ爆発は、不動産仲介業・アパマンショップで大量の消臭スプレーを噴射していたことが原因でした。
あれから間もなく半年…爆発現場のそばのマンションで、復旧工事が始まっています。

「窓が全部割れてしまったので、工事するのに壁で仕切られている。真っ暗」(マンションの住人)

費用はアパマンショップの負担で、9月には工事が終わり、男性は自分の部屋に戻る見込みです。
ただ、問題は、爆発で壊れた部屋の家具などの補償です。
当初は代わりのものを買い領収書をアパマンショップに渡せば代金を受け取れましたが、その後、補償金を受け取れないことが多くなりました。

「カーテンとか必要なもの、金額も抑えめだったので『それくらいだったらお支払いできますよ』ということだったので、それで買い物したら、(アパマンショップの)弁護士を通すと『少し待ってくれ』『精査します』『出せません』と」(マンションの住人)

被害を受けた物を見なければ補償できないと主張し始めたアパマンショップ側。
多くのものを捨ててしまった被害者は困惑しています。

「不安ですね。大丈夫かなと。この先、本当に無事に家に戻れるのか、補償はされるのか、心配ですね」(マンションの住人)

一方、こちらは、爆発で大きな被害を受けたパソコン教室です。
元の場所から、およそ100メートル離れたところに先月移転し、オープンしました。

「よかったですね。本当にうれしい。ほかの教室はわからないが、私としてはこの教室がベスト」(生徒)

「皆さんに『いつできるの』『待ってるよ』と温かい声をいただいたので、またもう一度やろうと決心がつきました」(パソコン教室を経営・大谷恵理さん)

元の教室は、爆発で窓ガラスは全て割れ、休業を強いられました。
移転にかかった費用は800万円…すべて大谷さんの自己資金です。
これに対し、アパマンショップが提示した補償額はおよそ100万円。
負担した額にはほど遠く、大谷さんはやりきれない思いです。

「今少し落ち着いて振り返ると、あの事故さえなければこんなことにならなかったのに…ということがたくさん出てきて、悔しいばかりです」(パソコン教室を経営・大谷恵理さん)

爆発事故から間もなく半年…被害を受けた住民は、アパマンショップ側の対応に違和感を持ち始めています。

「(補償に関しては)基本的には、誠心誠意、対応させていただいている」(アパマンショップ担当者)

突然の爆発で生活を壊された住民たち。
元の暮らしを取り戻すには、まだ多くの時間と補償を必要としています。

 【06月14日(金) 18時29分】
http://news.hbc.co.jp/c50fa679779a7f2341cfa7926793d5b5.html