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【京アニ放火殺人から1年】 青葉容疑者が「丸パクじゃねーか!」と激昂したアニメ『ツルネ』5話のシーンが判明

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1 :2020/07/23(木) 23:12:16.89 ID:HQRYJ+UF9.net

 36人が死亡、33人が重軽傷を負った京都アニメーション放火殺人事件。2020年7月18日で、発生から1年が経った。同日、現場となった伏見区にある第1スタジオ跡地では、遺族85人と関係者が参列し追悼式典が執り行われた。

 京アニは午前10時半、事件の発生時刻に合わせ、YouTubeの公式チャンネルで追悼動画を公開。動画では京アニ関係者から送られた匿名の弔電が紹介された。その動画を見た国内外のファンがSNSなどに追悼コメントを投稿し、無辜の犠牲者を悼んだ。

■ 青葉容疑者が犯行動機に挙げている“盗用作品”とは

 残忍な犯行に及び、殺人などの容疑で逮捕された青葉真司容疑者(42)は、自身も重度の火傷を負い、一時は重篤な状態が続いていた。しかし容体が安定したため、5月27日に逮捕、送検。現在は事件当時の精神状態や刑事責任能力を調べるため、精神鑑定が行われている。

 青葉容疑者は、犯行当時から調べに対し「京アニに自分の作品を盗用された」と主張しており、“盗用作品”として京アニが制作した複数の作品の名を挙げているという。そのうちのひとつが「ツルネ―風舞高校弓道部―」だ。

「『ツルネ』は京アニが公募する『京都アニメーション大賞』で審査員特別賞を受賞した原作小説(2016年刊)をもとにアニメ化された、弓道部を舞台にした青春群像劇です。2018年10月から2019年の1月までNHKで深夜に放送されていました。中学時代に“早気(スランプ)”に陥り、一度は弓道をやめてしまった主人公が、高校の仲間たちと共に再び弓を持ち、県大会優勝を目指すという物語です」(アニメ誌ライター)

■ 京アニ側も「似る余地はなかった」と盗作を否定

 京都府警関係者が語る。

「過去に青葉容疑者が『京都アニメーション大賞』に小説を応募していたことは事実だが、形式的な不備があったために、京アニ関係者が目にすることなく落選している。青葉容疑者が応募したとみられる作品は“学園モノ”ではあるが、弓道とは関係のない内容で、京アニ側も『似る余地はなかった』と盗作を否定。しかし青葉容疑者は “あるシーン”が自作を盗用したものであると繰り返し供述している」

 この府警関係者によると、その“あるシーン”は2018年11月19日に放送された「ツルネ」第5話の作中にあるという。

■ “何の変哲もない高校生の1日”を盗用だと主張

「『ツルネ』第5話が放送されたのは午前0時10分から午前0時35分。当時、青葉容疑者は放送中に《すげえ ツルネでもパクってやがる ここまでのクズども見たことねえ つくづく、相容れない》と匿名掲示板に書き込んでいる。作品を検証したところ、取り調べで青葉容疑者が『盗用だ』と主張する当該シーンも確認できた」(同前)

 第5話では、弓道部員らの合宿中のある1日が描かれている。男子部員らが弓道の道具の手入れをし、スーパーへの買い出しをした後、部員同士で入浴したりBBQなどに興じる。府警関係者が語る。

「多くの高校生が経験するような何の変哲もない1日を描いている。だが、青葉容疑者が取り調べで『盗用された』と主張しているのが、この第5話で、男子部員が買い出しなどの雑務をするシーンなんです。。交わされた会話などが青葉容疑者の小説の内容に似ている、といったことでもない。青葉容疑者が何をもって『盗用された』と感じたのか、首を捻る捜査員も多い。府警は青葉容疑者が一方的に恨みを募らせた可能性が高いとみている」

■ 青葉容疑者は犠牲者に対する謝罪の言葉は口にしていない

 青葉容疑者は、小学生の頃両親が離婚、中学時代は学校を休みがちで目立つ存在ではなかった。高校は定時制高校に通い、ポスティングの仕事をしながら、鉄道を撮ることを趣味にしていた。

 事件直前には京アニ制作の人気アニメ「響け!ユーフォニアム」の作中に登場する「聖地」を訪問。事件後に自宅から京アニ関連を含むアニメグッズが押収されていることから、ある時からアニメ作品にも傾倒していたようだ。

 前出の府警関係者によると「青葉容疑者は犠牲者に対する謝罪の言葉は口にしていない」という。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4743fb87d0ede955e2a348b913c6a092a5305326