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【古市憲寿×田嶋陽子】「昔から結婚なんて奴隷制度だって言ってんの!アハハ!」―結婚の正体をさがして―

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1 :2020/09/04(金) 20:51:34.23 ID:CAP_USER9.net

■古市さん(以下・古) 「早速ですが、田嶋さんって日本の結婚制度に反対しているんですよね?」

■田嶋さん(以下・田) 「そうそう!昔から結婚なんて奴隷制度だって言ってんの!アハハ!」

■古 「どのあたりを問題視されているのでしょうか?」

■田 「だって結婚生活の中で、女の人のやることはすべてタダ働きだよ。専業主婦になったら、自分の資産が作れないじゃない。例えば、1970年代以降、日本が高度経済成長を遂げる時期に、女の幸せは結婚だって言って、女性を専業主婦制度の中に閉じ込めたわけよ。

男性が家事も育児もしないで仕事に打ち込めるように、女性はひたすらタダ働きで男社会を支えたんだよ。なのに日本は夫婦別産制だから、法的には夫が稼いだものは夫のもの、妻が稼いだものは妻のもの。こんな小狡い話はないッでしょ!」

■古 「それでも当時の女性たちには他の選択肢がなかった……!?」

■田 「そうよ! マスコミだって『女の幸せは結婚』とか言って、太鼓叩いてさ。女性はそれに合わせるしかなくて、結婚に追いやられてきたんだよ。で、女のタダ働きに支えられて、男が一生懸命稼いで、日本は世界第2位の経済大国になったわけ。

ところで、“103万円の壁”って知ってるでしょ? あれだって得するのは夫だけ。女性は103万円くらい稼いだって、家計を助けるだけで、自立はできない。ただ、103万円以内におさめれば、夫は税金を控除される。おかしいだろッて」

■古 「一方で、若い夫婦を見ていると、結婚生活のあり方が変わっているような気もします。当時と比べると、少しはマシになっている部分もあると思いますか?」

■田 「どこで!? どういう風に!? 変わってきたと思うの?」

■古 「例えば、昔よりは家事や育児をシェアする夫婦が増えていると思います。まだまだ女性が負担を強いられる場面は多いですが、意識改革は進んでいるのかなと」

■田 「そうね。若い世代には、仕事と家事、育児の両立を目指す男性が増えてきたよね。そういう意味では、良くなってきたと思うよ」

■古 「とはいえ、結婚制度自体は古臭いままということですよね」

■田 「まったく改善してないわけじゃないのよ。専業主婦でも、離婚することになった場合に、結婚してから夫が築いた財産の半分が受け取れるようになったでしょ。裁判においても、妻の家事や育児が夫の稼ぎに寄与していることが認められるようになってきた。

でも、それをすべての男性が守っているわけでもない。今、日本では専業主婦のまま熟年離婚した高齢女性の貧困率が上昇しているんだよ。これまでの奴隷制度のせいで、彼女たちは生活保護を受けながら暮らしているわけ。そういう例を挙げたらキリがないよね」

■古 「with読者世代にとっては、結婚で苗字を変える場合が多いのも疑問点だと思います。パスポートやら銀行口座やら、すべて名義を変えなきゃいけないじゃないですか。なぜ日本の政治家って選択的夫婦別姓制度にこれだけ反対しているのでしょう?」

■田 「日本の政治家は、家父長制が大好きな古い男ばっかりだから! 明治の価値観を引きずったじいさん連中にとって、女なんて穴と袋でしかないんだよ。要するにセックスの相手と、子産みの道具! はっきり言わせてもらえばねッ」

■古 「……辛辣ですね(苦笑)」

全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/5da98df7da2d4acdebf0ba196b436d885ba4b6b6