最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

「孤独」という現代社会の”病気”を俺たちはもっとちゃんと考えるべきだと思う

スポンサーリンク

1 :2020/11/05(木) 04:14:08.16 ID:09iKIOx60●.net

現代人が抱える孤独の問題は、これまでも何年にもわたって専門家たちの間で議論されてきた。しかし新型コロナウィルスのパンデミックにより、とりわけ先進国の間でその状況はさらに広がっている。では、孤独感は心身にどんな影響を与えるのか。乗り越えるにはどうすればいいのか。心理学の専門家たちに、メカニズムや長期的なリスク、対処法を聞いた。

新型コロナウイルスが世界を揺るがす以前から、「孤独」の危険性に警鐘を鳴らす専門家は存在したが、パンデミックのなかで懸念はさらに高まり、時代を象徴する問題となった。あるメディアは、とりわけ先進国において今、孤独が「まるで伝染病のように」広がっていると報じている。孤独が引き起こす多様な健康上のリスクも、ここ数年の研究でさらに明らかになってきた。では、孤独が及ぼす悪影響は、実際にはどれほどのものなのだろうか。そして、孤独に精神を蝕まれることを防ぐには、どんな対処法があるのだろうか。

孤独を引き起こす要因としてすぐに思い浮かぶのは、社会的隔離やひとりで暮らすことだ。だが、イギリスのバース大学教授で健康心理学が専門分野のジュリー・バーネットは、孤独感を覚える過程や理由について理解を深める上で、物理的なものと心理的なものの違いを認識することが重要だと話す。

「社会的隔離とは、身の回りにいる人が少ないか、まったくいない状況を指します。時には、社会的隔離がプラスになることもありますが、以前はいたのにいなくなってしまった、という状況が引き金となって、主観的にマイナスの感情を抱いてしまうケースは少なくありません。また、たとえ多くの人に囲まれていても、孤独を感じることもあります」

つまりどういう状況であれ、孤独は私たちにとって身近な問題であるということだ。イギリス、日本、ニュージーランド、アメリカという先進国を対象とした研究では、16〜24歳のヤングアダルト層が最も孤独を感じていることがわかっている。

(中略)

孤独が及ぼす長期的なリスクも、これと同様に憂慮すべきものだ。2015年にブリガム・ヤング大学ロンドン校が行った研究は、2030年に孤独が世界中に蔓延する恐れについて警告している。報告では、他者との交流からの隔絶や孤独感は、喫煙や睡眠の質の低下、体を動かす機会の減少につながるほか、免疫力の低下を引き起こす可能性が指摘されており、ひいては肥満や薬物乱用などのリスクが高まると結論づけている。またほかの研究でも、社会的なつながりに欠ける人は早く亡くなるリスクが高まること、また、2006年に発表された別の研究結果でも、うつ病の症状を引き起こすリスク要因として、孤独感が挙げられている。

(中略)

孤独感を和らげるために一人ひとりができる対策として加藤博士が挙げているのは、規則的な睡眠サイクルの確立と、インターネット以外のストレス解消法の実践だ。毎日同じ時間に寝て起きるように心がけ、ウォーキングやエクササイズ、ヨガなどを取り入れると良いという。博士はまた、孤独感がひきこもりなどのより深刻なメンタルヘルス問題に発展するのを防ぐには、早期の介入が不可欠であり、精神的な状況が悪化した場合は、躊躇せずソーシャルワーカーや精神科医に相談してほしいと呼びかける。

https://www.vogue.co.jp/change/article/the-loneliness-epidemic-is-very-real-and-we-urgently-need-to-fix-it-cnihub