最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【悲報】非正規雇用の苦境 雇い止め、減収の末に

スポンサーリンク

1 :2021/05/01(土) 12:35:48.95 ID:4Z03CfQt9.net

1年以上に及ぶコロナ禍による社会の激変は暮らしに大きな影を落とし、女性を直撃している。

「都合よく切られたとしか思えない」。沼津市で中学生の子どもを育てるシングルマザーの小林久子さん(48)はため息をついた。
電子機器メーカーの工場に派遣社員として勤めて2年。今月下旬になって突然、5月で満了する契約を更新しないと言い渡された。

欠勤の多さが理由とされたが、納得できない。昨冬、自分と子どもが入れ替わりで熱を出すと、「コロナ対策」としてそれぞれ2週間休むよう求められた。
春先に花粉症でせきが出ると再び出勤を止められた。給料の補償はなく、3月の手取りは9千円だった。
工場の受注はコロナの影響で減っていた。昨秋以降は残業がなくなり、多い時で15万円程度あった手取りは半減。深夜の荷物仕分けのアルバイトで補ってきた。次の派遣先は決まっていない。

浜松市北区の高齢者向け通所介護施設にパート勤務する熊沢美希さん(31)は昨年11月、「安定した仕事が欲しい」一心で、未経験の介護の世界に飛び込んだ。
今はコンビニ店のアルバイトとのダブルワークだが、将来的には資格を取得し、一本化したいと望む。

小学生2児の母。会社員の夫の収入で生活は成り立つものの、子どもの将来を考えると働かずにいられない。
コロナ禍以前は物品販売のパートだったが、昨春の休校で子どもの世話のためシフトをこなせなくなると、遠回しに退職を求められた。「続けるのは大変でしょう、と。拒否できなかった」

非正規雇用の労働者は2020年の年平均で2090万人で、前年から75万人減った。うち50万人は女性。減少は11年ぶり。コロナ禍で宿泊や飲食など女性の就業が多い業種が打撃を受けた影響が指摘される。

2021年4月28日
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/893660.html