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田村正和さん、今見返したい名作10選。素敵なパパから色男まで

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1 :2021/05/20(木) 23:30:05.57 ID:CAP_USER9.net

『おやじの背中』(TBS)2014年
 フジテレビにおける田村正和の訃報は「大豆田とわ子と三人の元夫」の放送中に流れた。奇(く)しくも主演の松たか子はかつて田村と父子役で共演していた。

 1話完結オムニバスのホームドラマ「おやじの背中」第1話「圭さんと瞳子さん」。お互いを名前で呼び合う父と子は生活感がなくシャレている。こんなお父さんがいたら! 

『パパとなっちゃん』(TBS)1991年
 世の中にダメなお父さんものは数多あるが、田村正和だけは素敵なお父さんを演じ続けた。田村正和のパパものといえばこれ。

 小泉今日子演じる娘を大事に育ててきた父親が、娘を嫁がせるまでをハートウォームに描いている。若々しくてかっこいい加齢臭なんてなさそうなパパ、最高。

 先述の『おやじの背中』の「圭さんと瞳子さん」はこの作品にオマージュを捧げたものと言っても過言ではないと思う。

『パパはニュースキャスター』(TBS)1987年
 田村正和の役はニュースキャスター・鏡龍太郎。にもかかわらず、第1話のサブタイトルは「こんばんわ、田村正和です」。

 スター・田村正和をユーモアを交えて扱った遊び心あるドラマで、これがあったからこそ、その後の「古畑任三郎」に繋がったのではないかと思える名作。

『うちの子にかぎって…』(TBS)1984年
 プロデューサーがオファーしたら「天下の田村に、これをやらせようと思ってるんですか?」と言われたという、田村正和のスター性を封印して、小学生に振り回される教師役に挑戦した意欲作。

 みんなに崇(あが)められる田村正和から親しまれる田村正和の誕生。

『ニューヨーク恋物語』(フジテレビ)1988年
 ニューヨークロケの街に負けてない田村正和、ハリウッドスターのような貫禄。

 井上陽水の粘(ねば)っこいテーマソングが似合う田村正和。女性の濡れた髪を男性がドライヤーで乾かす行為はきゅんとなるものだが、田村正和は髪の毛を洗ってくれる。バケツで洗い流す仕草まで優雅。

 朝、先に起きて、まだ寝てる女性のベッドにオレンジジュースと花を置く仕草が様(サマ)になる人なんて他にいません。

『美しい人』(TBS)1999年
 コメディもいいが、やっぱり田村正和には二枚目が似合う。

 整形外科医を演じ、手術を施した女性(常盤貴子)と恋に落ちる。でも彼女にはヤクザ者でDVの夫(大沢たかお)がいて……。という典型的なメロドラマだが、ムードにどっぷり浸れます。

 ハーブティーをいれる仕草まで素敵で、美意識の塊のようです。

『眠狂四郎』(フジテレビ)1972〜1973年・2018年 テレビ朝日の特番は1989年から1998年
 田村正和を知るには、やっぱり押さえておかないとならない時代劇。

 20歳から演じてきて、73歳にして今一度演じたほどだから、当たり役中の当たり役。面長な顔、華奢な身体、この世の者とは思えないほど天下の色男役者の魅力を存分に堪能したい。円月殺法が必殺技だが、その存在だけで人を倒せそう。

『乾いて候』(フジテレビ)1984年 1983・1984年・1993年特番放送
 将軍・吉宗のご落胤という運命を背負った将軍家・お毒味役・腕下主丞(かいなげ もんど)は眠狂四郎と並ぶ当たり役。

 スペシャルドラマ、連続ドラマ、舞台化もされた。流し目、舞うような太刀裁き。白鳥のような美しさです。

『そうか、もう君はいないのか』(TBS)2009年
 作家・城山三郎が自身と妻のことを書いたエッセイのドラマ化。長年連れ添った妻(富司純子)との生活を、思い出を振り返りつつ、彼女を病で亡くすまでが描かれる(若い頃は中村勘九郎と長澤まさみが演じている)。

 田村正和は妻に先立たれる役だが(この寂寥感の演技も染みる)、今はこのタイトルを田村に向けて言いたい。「そうか、もう君はいないのか」

全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/309099e3cd91a27b7933982b152733e7cb2910f8