1 :2024/02/19(月) 12:53:36.33 ID:fRyGeJXZ9.net
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昨年冬の話題のドラマがまさかの1位に
がっかりの2位は香取慎吾が主人公の両さんを演じた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(’08年 TBS系)。「原作のイメージが強すぎるので誰がやってもダメだったと思う」(兵庫県・55歳)というコメントがいちばん的を射ているかもしれない。
「舞台やアニメ版の両さんの声優をラサール石井さんがやってるんですけど、年齢といい風貌といい香取さんよりはハマっているので、比べると……という意見が多いですよね。
香取さんは当時、孫悟空や忍者ハットリくん、慎吾ママなんかをやっていてキャラもののイメージが強かったので、その流れだったと思うんですけど、ドラマというよりコント感が強くなっちゃったのが敗因。やはり漫画的表現が魅力のギャグ漫画を実写化するのは難しいですね。
原作に寄せすぎずに、オリジナル部分多めの下町人情ドラマにしたほうがよかったと思います」(カトリーヌさん)
そして1位には、まだ記憶にも新しい昨年の冬ドラマ『パリピ孔明』(’23年 フジテレビ系)が選ばれた。「実写化するとおかしみが減る」(神奈川県・49歳)、「漫画だから面白いということを再確認した」(沖縄県・43歳)など、向井理演じる諸葛孔明が現代日本に転生して新人歌手のプロデューサーになるというとっぴな設定が実写にそぐわなかったようだ。
「物語の作り的には、現代の音楽業界に三国志そのままの諸葛孔明の策がハマるというギャップが魅力なんですけど、いざ実写にすると音楽シーンに現実味がありすぎて孔明の計略に無理感が出てきちゃう。
照明の熱で蜃気楼を作って観客を多く見せるとか漫画的には面白いネタですけど、実写だとあまりにもリアリティーに欠けていてしらけてしまう。あと音楽を題材にした作品の場合、漫画だと聞こえない音の部分も現実化されてしまうので、もう一段階ハードルが上がる。
音楽、スポーツ、お笑いのようなプロの技術や個性が重要なジャンルは実写化が難しいんです」(カトリーヌさん、以下同)
6位以下を見ると9位にはハリウッドが実写化し、Netflixで配信中の『ONE PIECE』がランクイン。慣れ親しんだキャラクターたちを外国人俳優が英語で演じる違和感ががっかりの主な理由ではあるが、カトリーヌさんは漫画原作ドラマの可能性を広げる作品だと高く評価している。
「全世界でとてつもない数の視聴者に見られていますし、配信作品としては大成功ですよね。日本のコンテンツを海外の制作チームが実写化するのは、とても興味深い試みですし、クオリティーもものすごく高い。
日本人で見たかったというコメントもありますが、これを日本人でやると2.5次元っぽくなっちゃう。日本語吹き替え版ではアニメ版の声優陣が声を当てていて、ゾロ役の新田真剣佑さんの声も中井和哉さんが吹き替えるなど遊び心もありますよね」
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漫画原作のがっかりドラマランキング TOP10
1位 『パリピ孔明』 89票
(’23年 フジテレビ系 出演/向井理)
2位 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』 78票
(’08年 TBS系 出演/香取慎吾)
3位 『幽☆遊☆白書』 72票
(’23年 Netflix 出演/北村匠海)
4位 『怪物くん』 63票
(’10年 日本テレビ系 出演/大野智)
5位 『ど根性ガエル』 54票
(’15年 日本テレビ系 出演/松山ケンイチ)
6位 『セクシー田中さん』 45票
(’23年 日本テレビ系 出演/木南晴夏)
7位 『GTO』 42票
(’12年 フジテレビ系 出演/AKIRA)
8位 『エースをねらえ!』 37票
(’04年 テレビ朝日系 出演/上戸彩)
9位 『ONE PIECE』 35票
(’23年 Netflix 出演/イニャキ・ゴドイ)
10位 『地獄先生ぬ~べ~』 31票
(’14年 日本テレビ系 出演/丸山隆平)
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https://www.jprime.jp/articles/-/30805?display=b