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クジラの保護には熱心なオーストラリアでコアラが絶滅の危機 かつての100分の1に

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1: タイガードライバー(佐賀県)@\(^o^)/ 2014/12/10(水) 12:52:32.90 ID:iyh6JvcL0.net

コアラ激減、救えるか 豪州でかつての100分の1に:朝日新聞デジタル
 オーストラリアのシンボル的な存在のコアラが、開発や感染症、温暖化などの影響で激減している。
かつては1千万頭以上いたとされるが、5万~10万頭まで減ったとの推定もある。初来日から30年 となった今年は、日本への輸出ラッシュに。だが、関係者からは「『カワイイ』を超えた支援を」「見たけ れば現地に来て」との声も聞かれる。
■森林伐採や温暖化、打撃
 オーストラリア東部ブリスベンから車で20分ほどのモートンベイ地区。35度を超える暑さのなか、公 園にあるユーカリの木の上で、ぽつんと野生のコアラが寝ていた。周りは住宅地で、木の下では子供 たちがサッカーをして遊んでいる。
 「この木でコアラを見るのは初めてだ。民家の裏庭みたいな場所なのに」。国内最大のコアラ保護団 体「豪州コアラ基金」のダグラス・カーリンさんが、驚いたように木を見上げた。コアラが葉を食べるユー カリの木がぽつぽつと植えられている程度の芝生の公園でも最近、姿が目撃されているという。
 宅地造成や鉱山開発などのために森林が伐採され、コアラと人間の住む地域がどんどん重なってき ている。コアラにとっては「食住」が減って繁殖しにくくなっているうえ、離れた木々を移ろうと地上を歩い ている際に犬にかみ殺されたり、車にひかれたりする例が年々増えている。
 18世紀末に英国人が本格的に入植を始めるまでは1千万頭以上いたとされる。もともと先住民アボリ ジニーの人々が肉食用に捕ってはいたが、激減した最も大きな理由は入植者による毛皮目当ての乱獲だ。
20世紀に入り、市民からの同情が高まって狩猟は各州が禁止したが、数百万頭が殺されたとみられる。
 乱獲の代わりに増えたのが、住宅地や鉱山の開発だ。現在生息するのはクイーンズランドやビクトリア など4州と首都特別地域だが、範囲はかつての2割まで減ったとされる。大規模な調査はないが、5万~ 10万頭ほどまで減ったとみられている。
以下ソース
http://www.asahi.com/articles/ASGCW2QQHGCWUHBI00B.html