猫奴隷に朗報 お猫様の死因No1「慢性腎臓病」の治療薬を東レが発売

猫の死因トップ「腎臓病」東レが治療薬開発 世界初 4月発売へ
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/8/18805.html
10歳以上の高齢猫に多く、死因のトップとされる慢性腎臓病について、東レが治療薬を開発し、農林水産省から製造販売の承認を取得した。
腎臓病機能の低下を抑制できる世界初の治療薬だという。
猫がかかりやすい慢性腎臓病は、腎臓機能がじょじょに低下することで、食欲不振や体重減少、多飲多尿などさまざまな症状が現れる病気で、 10歳以上の猫の有病率は30～40%にのぼると報告されている。
近年の研究で、腎臓の壁が厚く硬くなる（繊維化）と、炎症や虚血、低酸素状態を引き起こし、やがて腎機能の低下が進むことが明らかにされた。
東レが開発した「ラプロス」は、錠剤タイプの薬で、血管の細胞を保護して血管を拡張し、炎症を抑制する効能効果によって、腎臓の虚血や低酸素状態が改善されると考えられている。
1回あたり1錠を1日2回、朝晩の食後に口から投与することで、慢性腎臓病による腎臓機能低下が抑制される。
4月から動物医薬品大手の共立製薬が販売を開始する予定だ。
開発した東レは、「家族の一員としての猫の病気が治療されることで、飼い主の生活向上にもつながるものと期待している」とコメントしている。
猫の急病対応マニュアル