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メキシコ大統領、「弱腰外交」と支持率12%まで下落 広がる反トランプ感情

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1:ひろし ★ 2017/01/26(木) 21:40:55.28 ID:CAP_USER9.net

 【ロサンゼルス=中村将】トランプ米大統領の大統領令署名でメキシコ国境の壁建設は現実のものとなり、メキシコでは反トランプ感情が広がっている。同国のペニャニエト大統領とトランプ氏との首脳会談についてさまざまな情報が飛んでいるのは、メキシコ国民に「弱腰」と受け止められ、支持率低下に拍車がかかる状況に追い込まれたからだ。
 「憎しみ、そして不寛容。とうてい受け入れられない」。メキシコの野党有力議員はツイッターでそうつぶやき、ペニャニエト氏の訪米に再考を促した。
 「メキシコに壁はいらない」。首都メキシコシティーにある米国大使館前でトランプ氏に似せた人形に火がつけられたのは、トランプ氏が大統領に就任した今月20日。批判はその後も増大し、トランプ氏が国境に壁を建設するとの大統領令に署名した25日も各地でさまざまな反トランプ行動が展開されたという。
 ペニャニエト氏は今月23日、外交についての演説で、壁建設に踏み切りそうなトランプ氏に対し、「対立も服従もしない。交渉だ」と述べていた。国民には「弱腰外交」と映った。
 米大統領選の期間中だった昨年8月、ペニャニエト氏はトランプ氏と会談し、壁建設を公言するトランプ氏の理解を得たい考えだったが、逆にトランプ氏に押される形で会談は終了し、支持率を下げていた。
 首脳会談でトランプ氏は壁建設に加え、北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しも掲げており、輸出の約8割が米国向けのメキシコにとっては厳しい展開が予想される。
 メキシコ経済の低迷が追い打ちをかけ、地元紙による最新の世論調査では、ペニャニエト氏の支持率は12%まで下落。トランプ氏との会談への対応が注目される。
http://www.sankei.com/world/news/170126/wor1701260033-n1.html
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