1:砂漠のマスカレード ★ 2017/02/09(木) 06:23:16.47 ID:CAP_USER9.net
「毎日、授業にもならなくて、ババアとか死ねとか言われまくって」現役教員が匿名ブログで「教育困難校に勤務してるけど、もう無理」と吐露
東洋経済オンラインの「教育困難校」シリーズが注目を集めている。筆者は、教育ライターの朝比奈なをさん。
今年に入ってからも、
「恋愛至上主義」になる教育困難校の生徒たち(1月13日)
教育困難校では「風呂の入り方」も教えている(1月27日)
教育困難校の教師たちは「警察官」化している(2月3日)
といったショッキングな見出しで、教育活動が成りたたない高校の実態を取り上げている。この内容が教育困難校に勤める教員に響いたようだ。
記事を読んだ現役の女性教員と称する人が2月7日、はてな匿名ダイアリーに「教育困難校に勤務してるけど、もう無理」と投稿し、心境を吐露した。
「こんな目に遭うことまで想定して、教員になる奴なんていねーよ」
文面から、この教師は日々の仕事に疲れ、かなりストレスを溜めていることが分かる。
「毎日、授業にもならなくて、毎日、ババアとかブスとか、死ねとか言われまくって、ちょっと強く言ったら、 教育委員会に言うぞとか、体罰だとか騒がれて、でもそれが教員の仕事でしょ、って言われて、そういう子に情熱を傾けるのが教員でしょ、 それがやりたくて教員になったんでしょ、って そんなわけねーだろ、バーーーカ!! こんな目に遭うことまで想定して、教員になる奴なんていねーよバーーーカ!!」
かなり乱暴な言葉遣いだが、誤解のないように付け加えると、文章全体からは教師として懸命に生徒と向き合おうと努力しているのに、 それが理解されない切なさ、やるせなさのようなものがひしひしと伝わってくる。
東洋経済オンラインの「モンキー高校と侮蔑される教育困難校の実態」(昨年10月20日)にも、授業前に生徒のスマホを教師が集めて保管する様子が紹介されている。
手慣れた教員で10~20分ほどの時間を要するが、おとなしい性格の教員の場合は、授業開始前にクラスが制御不能に。「『教育困難校』での教師の第一条件は大きな声が出せること」というから驚きだ。
別の記事では、顔や体の洗い方がわからず体臭を発する女子生徒に教員が洗い方を教えたり、 途中で学校を抜け出す生徒を校門で立ち番をしたり、といった様子を紹介している。
確かに、一般的な教師の仕事といわれる範囲を越えていると言っていいだろう。
生徒たちへの思い「別に無理して学校に来る必要はない」
匿名ブログの女性も、同様の環境にあるようだ。親から虐待を受ける生徒を自宅に置いたり、 家を飛び出した生徒を迎えに夜中の2時に隣町まで車を走らせたりする様子を綴っている。
多忙を極め、朝7時から夜9時まで、昼休みは5分くらいしか取れない。
しかし生徒たちは、教師に対する甘えなのか、自分に対するふがいなさの表れなのか、女性に対する激しい攻撃を止めない。
世間も、教師はそのくらいやって当然という姿勢をとりがちだ。荒れた子供に手を焼く親も同じだろう。
女性はこうした状況に対して憤りを発した。
「好き勝手やってる生徒たちにも事情や背景があるのかもしれない。それをできるだけ汲み取りたいとも思うよ。
でも、事情があったら、教員は何でもかんでも受け止めなきゃいけないのか。いい加減にしてほしい」
このような状況を、誰がどう解決すればよいのか。女性は生徒たちに対し「別に無理して学校に来る必要はない」と考える。
それは「邪魔だから退学しろ」という意味ではなく、
「学校だけが世界じゃない」「学校が苦しいなら、いくらでも道はある」
という思いからのようだ。確かに、高校くらい卒業した方がいいという見栄のために、不向きな環境に置かれた学生たちにも、同情の余地はあるかもしれない。
しかし女性は「そう思ってしまうのは、教員失格なんだろうか」と、自らを責める。
教師の仕事は「愛情とか、やりがいの搾取によって成り立ってる」
結局、女性は次年度いっぱいで退職する意を明かし、教育困難校に勤める教員に向けて「あなたは大丈夫ですか。自分を保ててますか」とねぎらった。
はてなブックマークには700件を超えるコメントが寄せられ、この女性に同情する声が相次いでいる。
http://news.livedoor.com/article/detail/12648796/
2017年2月8日 20時6分 キャリコネニュース
東洋経済オンラインの「教育困難校」シリーズが注目を集めている。筆者は、教育ライターの朝比奈なをさん。
今年に入ってからも、
「恋愛至上主義」になる教育困難校の生徒たち(1月13日)
教育困難校では「風呂の入り方」も教えている(1月27日)
教育困難校の教師たちは「警察官」化している(2月3日)
といったショッキングな見出しで、教育活動が成りたたない高校の実態を取り上げている。この内容が教育困難校に勤める教員に響いたようだ。
記事を読んだ現役の女性教員と称する人が2月7日、はてな匿名ダイアリーに「教育困難校に勤務してるけど、もう無理」と投稿し、心境を吐露した。
「こんな目に遭うことまで想定して、教員になる奴なんていねーよ」
文面から、この教師は日々の仕事に疲れ、かなりストレスを溜めていることが分かる。
「毎日、授業にもならなくて、毎日、ババアとかブスとか、死ねとか言われまくって、ちょっと強く言ったら、 教育委員会に言うぞとか、体罰だとか騒がれて、でもそれが教員の仕事でしょ、って言われて、そういう子に情熱を傾けるのが教員でしょ、 それがやりたくて教員になったんでしょ、って そんなわけねーだろ、バーーーカ!! こんな目に遭うことまで想定して、教員になる奴なんていねーよバーーーカ!!」
かなり乱暴な言葉遣いだが、誤解のないように付け加えると、文章全体からは教師として懸命に生徒と向き合おうと努力しているのに、 それが理解されない切なさ、やるせなさのようなものがひしひしと伝わってくる。
東洋経済オンラインの「モンキー高校と侮蔑される教育困難校の実態」(昨年10月20日)にも、授業前に生徒のスマホを教師が集めて保管する様子が紹介されている。
手慣れた教員で10~20分ほどの時間を要するが、おとなしい性格の教員の場合は、授業開始前にクラスが制御不能に。「『教育困難校』での教師の第一条件は大きな声が出せること」というから驚きだ。
別の記事では、顔や体の洗い方がわからず体臭を発する女子生徒に教員が洗い方を教えたり、 途中で学校を抜け出す生徒を校門で立ち番をしたり、といった様子を紹介している。
確かに、一般的な教師の仕事といわれる範囲を越えていると言っていいだろう。
生徒たちへの思い「別に無理して学校に来る必要はない」
匿名ブログの女性も、同様の環境にあるようだ。親から虐待を受ける生徒を自宅に置いたり、 家を飛び出した生徒を迎えに夜中の2時に隣町まで車を走らせたりする様子を綴っている。
多忙を極め、朝7時から夜9時まで、昼休みは5分くらいしか取れない。
しかし生徒たちは、教師に対する甘えなのか、自分に対するふがいなさの表れなのか、女性に対する激しい攻撃を止めない。
世間も、教師はそのくらいやって当然という姿勢をとりがちだ。荒れた子供に手を焼く親も同じだろう。
女性はこうした状況に対して憤りを発した。
「好き勝手やってる生徒たちにも事情や背景があるのかもしれない。それをできるだけ汲み取りたいとも思うよ。
でも、事情があったら、教員は何でもかんでも受け止めなきゃいけないのか。いい加減にしてほしい」
このような状況を、誰がどう解決すればよいのか。女性は生徒たちに対し「別に無理して学校に来る必要はない」と考える。
それは「邪魔だから退学しろ」という意味ではなく、
「学校だけが世界じゃない」「学校が苦しいなら、いくらでも道はある」
という思いからのようだ。確かに、高校くらい卒業した方がいいという見栄のために、不向きな環境に置かれた学生たちにも、同情の余地はあるかもしれない。
しかし女性は「そう思ってしまうのは、教員失格なんだろうか」と、自らを責める。
教師の仕事は「愛情とか、やりがいの搾取によって成り立ってる」
結局、女性は次年度いっぱいで退職する意を明かし、教育困難校に勤める教員に向けて「あなたは大丈夫ですか。自分を保ててますか」とねぎらった。
はてなブックマークには700件を超えるコメントが寄せられ、この女性に同情する声が相次いでいる。
http://news.livedoor.com/article/detail/12648796/
2017年2月8日 20時6分 キャリコネニュース